春は…
こんにちは。お坊さん方には度々お世話になっております。
いきなりですが、春は何かと心配事が増えます。例えば、今の会社を疑っているのではないですが、今の職場で問題が起きたらどうしよう?入る前ならともかく、そのせいで、転職先が決まらなくって野垂れ死にしたら?…や、今の家に住めなくなったらどうしよう?両親は?祖母は?家賃が払えず、危険な仕事や公の場では言えない仕事をせざるおえなくなったら?父親が働けなくなったら?など、様々です。周りから、考えすぎと言われますが、世の中なにがあるかわかりませんと思うと、怖いです。
そして、寂しくなったり、精神的に不安定になっているせいなのでしょうか?お寺にお参りにいくと、懐かしいと思うようになり、なぜか寂しくなって、恋しくて、帰りたくない、ここにずっといたい!!なんでここから離れなきゃいけないんだ!?という感覚になり、その場で号泣します。自分でもどうしていいか解らなくて怖いです。
私はなにかの病気でしょうか?
ご解答、宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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目の前のものに触れなきゃ
春は新しいことが始まる季節、期待と不安が入り混じる季節ですよね。心の面でも不安定になりがちです。
想像力は考える必要があるときにのみ使うといいですね。すべて、もし、・・・という話ですから、現実とは違うわけです。
その現実とは違うものを、真実かのように追求しても何にもなりません。
お腹が空いているとき食べている様子をいくら想像しても現実ではお腹はいっぱいにならないですよね。
考えているときは目の前のようすにめがむいていません。つまり地に足がついていない。リアルを生きていないということです。
本物が目の前にあるのに、本物に触れず想像していても仕方がないでしょ。ですから、考えの世界よりリアルを生きて欲しい。今はとても外が気持ちいいです。散歩しながら、風を感じ花を見て美味しいもの食べて、暖かな日差しを浴びて過ごしてください。
そこに不安なんかないですから。
質問者からのお礼
とても考えさせられました。
まだ分からないことが多いし、失敗も沢山して、回りの大人から怒られっぱなしだったので、ついつい先を見越してあれこれかんがえようとして不安が大きくなるのです。現実を生きられるように人間性を磨きあげようと思います。