愛猫の火葬時の後悔
先日、14歳の愛猫を癌で亡くしました。
自宅で家族が揃っている時に眠るように逝きました。
私が今後悔しているのは火葬の時にお花、おもちゃ、手紙は入れてあげたのですが、ご飯、おやつを入れてあげられなかった事です。
母が葬儀の予約をする際に、係の人に持っていく物を尋ねた所、お花、思い出の品の話はされたのですが、食べ物についての話はなかったそうです。
いざ当日の担当者の方におやつは?と聞かれ、持って来ておらず、入れてあげることが出来ないまま急かされるように火葬されてしまい、
帰宅後、他の方の体験談で、たくさんの好物を入れてあげたなどを読み、
なぜ親子揃ってすっかり忘れていたのか、もっと調べてからにすれば良かったと激しい後悔で胸が掻き毟られるようです。
とうとう我慢できなくて、葬儀社に言ってくれなかったとメールしてしまい、それなら遺骨と写真を飾った前でおやつだけをもう一度焼いてあげるからと言われました。
母は葬儀にケチをつけたりしたら猫が成仏出来ないと反対して大げんかになりました。
私も火葬場に愛猫をもう一度連れて行くのはイヤです。でもご飯を焼いてもらうのには有りなのかと迷っています。
動物供養をしているお寺にも相談しました。
ご住職ではなく係の人でしたが、遺骨の前にお供えしてあげたら良いのでは、と言われました。
供養をお願いする場合でもお焚き上げは難しいと言われました。
未練や執着が一番いけないのは分かっているつもりです。でもいつも肝心な所で抜けている自分を責めて責めぬく毎日です。他の子はお腹いっぱいなのにあの子はお腹を空かしているのではないかと一時も頭から離れません。
同じ火葬場でご飯を焼いてもらったらあの子の元に届くのでしょうか?この執着はなくなるのでしょうか?
信頼出来る人が周りにいなくてどうしたらいいか分かりません。母はヒステリックに私のすることを否定します。ケンカしたら猫が悲しむのに。
早く未練を断たなければいけないのに。
いつも間違えてしまう私に教えてほしいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お供えしていただけたら大丈夫
大丈夫ですよ。
その気持ちだけで十分です。一緒に火葬にしなくても、そのおやつを遺骨、位牌の前に備えてあげたらそれで十分です。
猫ちゃんは亡くなった後残された人に修行の機会を与えてくれています。生き物の死について、生きることについて、自分とはなんなのか。
命とはなんなのか。そこに目を向ける機会を与えてくれているのです。これからも猫ちゃんはあなたの中で、あなたの人生のささえになってくれますよ。
拝読させて頂きました。
これから朝起きたらお仏壇の仏様やご先祖様のお位牌とその子の写真やお位牌やご遺骨の前にあなたが召し上がる前のご飯をお供えなさって下さい。
あなたがご先祖様やその子を真心を尽くしてご供養なさるのにお供えなさって下さい。
ご先祖様やその子は仏様の元で仲良くあなたの真心のこもったお供えを頂くでしょうからね。
怒りではなく、どうか感謝のお気持ちでご供養なさって下さいね。
あなたがこれからもご先祖様やその子とのご縁を心から大切になさり、いつもお見守り頂けますようにと心からご先祖様やその子にお祈りさせて頂きます。
どうかこれからもご縁大切になさって下さいね。
いつ如何なる時でもその子はあなたのそばにいて下さいますからね。
質問者からのお礼
邦元様
御回答ありがとうございました。
後悔の余り、お祈りもお供えもそこそこになっていましたが、これではいけないと思い直しました。昨日は好物をお供えできました。
Kousyo Kuuyo Azuma様
御回答ありがとうございました。
身内や葬儀社に対する怒りはなくなりました。
自分が食べる前のご飯、鮭だけは欲しがりましたのを思い出しました。
お供えしてあげたいと思います。
御二方様
私と猫のためにお時間と優しいお言葉ありがとうございます。
お祈りとお供え続けてまいります。
でもまだ、お焚き上げして届けてあげたい未練もあります。愛猫のためと言うよりも自分が楽になるためだと思います。
こんな飼い主でごめんなさい。