夫の元上司が憎くて仕方がない
以前夫の仕事の件で質問をした者です。
前回の続きですが、予想通り転勤(事実上の左遷)となりました。
最初は不安でしたが前回のお言葉を胸に、とにかく平常心や笑顔を忘れないよう生活し、少しずつ知り合いを作ったりしてようやく土地にも馴染み始めてきました。子供も夜泣きもせず笑顔で生活してくれています。
ただ、突然夫が、昇格も昇給もなくなったと暗い顔をして帰宅してきました。
理由は前任地のパワハラ上司の嫌がらせ人事評価です。
幸い今の職場では「なぜこんな評価を下されているのか」と疑問に思ってくれる方もいるようですが、古い体質の会社なのでおそらくずっとこの評価は付きまとってくると思います。
私は別に給料や役職がどうなろうと気にしません。健康でいれたらそれでいいです。
夫にもそう伝え、愚痴は聞いてあとは出来るだけ別の話題にもっていくようにしました。
でも、パワハラ上司のことが心の底から憎く、(顔も知りませんが)会う機会でもあれば殺してしまいたいと思うほどです。
なぜそこまで執拗に人を傷つけるのか、すぐに人を怒鳴りつけ、気に入らなければ罰する、絵に描いたようなパワハラ人間が、なぜ偉そうに権力を握り生きているのか。
忘れるしかないですが、いまこの瞬間もその上司がのうのうと笑って生きていると思うと悔しくて居ても立っても居られない気持ちになります。
勿論夫にも至らないことがあったと思いますが、明らかに度を越しています。
夫は仕事は辞めず、細々とでも頑張っていくと言っています。それなら私も全力で支えたいと思っています。嫁バカではありますが、夫のそういう誠実なところはとても好きです。
ただそれすなわち夫の会社(会社全体がパワハラ気質)ともずっと関わるということであり、またこんな気持ちにさせられるのかと思うと気が滅入ります。
長くなりましたが、自分ではどうしようもないこの怒りとどう折り合いをつけて生きていけばいいか、お言葉をいただきたいです。よろしくお願いいたします。
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なぜ怒りがイカンのか。
〉ただそれ即ち…
こんにちは。先日の問答も読ませていただきました。大変でしたね。
あなたの怒りの心について相談いただいておりますが、これ良いことだと思いますよ。「怒りの心に包まれてしまう」というのは、いつ飛び火するか分からない、危険な状態です。
特に、「即ち」…自分で想像をグングン育ててしまう状況ですから、このハスノハに限らず、いろんな方から意見をもらうと良いと思います。
まずもって「怒りを消せ、封じ込めろ」とは言いません。それは自然な心の反応でもあるからです。グワッと怒りの感情が出てきて、動悸などもするかも知れません。
けれどそこでね、怒りを飼いならして欲しいのです。「あー私、怒りが出てるなー」と。その自省ができれば、まずは大丈夫です。
しかし、それをせずに置くと、怒りが勝手に燃え上がることがあります。すると、その矛先が家族に向くことがありますからご用心。イライラしていると、万事トゲトゲ対応しがちになりますから。
既に前の問いで書かれていますが、旦那さんも「俺が不甲斐ないばっかりに」と感じる可能性もあります。本末転倒ですよね。
怒りが出ても、それを冷静にモニターするあなたがいれば大丈夫。そうであれば「旦那を支える」ことも落ち着いてできるでしょう。
怒りは捨てましょう。
そして明るく仲の良い家庭を築いてください。
それが一番の元上司への仕返しなのですよ。
あなた達の笑顔こそが一番の仕返しなのですよ。
地方に行けば地方でしか経験できないことが色々とありますね。せっかくの機会です、それをご家族で満喫しましょうね。
ご主人もまじめにコツコツと仕事をしていたら、徐々に周りからも信頼されると思いますよ。
ただ、過労には気をつけてくださいね。
みなさんが仲良く健やかでありますように。