生まれつきの自殺願望
私は物心ついた時から「将来やりたいことある?」と聞かれ何もありませんでした。
私が、ずっと思っていたことは、死にたいでした
6歳のころから世界から人間がいなくなってほしいという願望がずっと消えずにいました。
私は現在28歳ですがたまにくる強烈な自殺願望を睡眠薬や精神安定剤で抑えている状態です。
私の自殺しない唯一の理由は両親であり、自分が自殺したあとのことを考えるととても死ぬ気にはなれません。
少し前に お祖母ちゃん、おじさん、おばちゃんが立て続けになくなりました。自分はお葬式で思ったことは悲しいより 自分が代わりにそっちに行きたい・・ 羨ましい
これは不謹慎極まりないと自分でもわかっています。
しかし自分はもう終わりにしたいという自殺願望がずっと中に起きています。
いっそのこと家族の記憶から自分の記憶が消えてくれたなら自分は迷うことなく死ねるのにと思ってしまいます。
私のこの自殺願望をどうしたら消えるのでしょう・・
家族以外の全ての人間についての落胆と怒り
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたの存在
拝読させて頂きました。あなたのお心にそのようなお気持ちがあるでしょう。それは人間であれば大なり小なりあるでしょうからね。
その強弱に差があるのです。
まして人間は必ずその生命を全うする時が参ります。それも長いか短いかの差です。
そして私達は様々なめぐり合わせやつながりの中で生きています。その存在を抹消することはできません。
原因があり結果となりまたつながっていくのですから。
あなたがそのようなお気持ちを持ちながらも今ここで生きていることが大事なことかと思います。
人の心の中は常に移り変わりそれを制御することは大変なことです。薬を飲んでちょっとずつ調整することはある程度はできるでしょうけれどやはり限度があります。
以前私も薬を服用しながら何とか会社勤めしていましたけれど、どんどん量が増えてしまって気がついた時にはもう歩くことできなくなっていました。それから日常の生活に戻るまでだいぶかかりました。
なかなか難しいかもしれませけれども今をある程度受け入れていくことが大事だと思います。先程書いた通り在るものを無かったことにはできませんし、私達にはそんな能力もありませんからね。
今それぞれ助け合いながら他者からの恵みを縁あってたまたま受けられるから今生きているのですから。
当たり前に存在できているわけではありませんし、恵まれているから存在できているのです。
そしていつの日か必ず死を迎えて受け入れていく時が来るのです。
そのようなお気持ち少しずつご自分の意識の中でじっくりと時間をかけて見つめてみませんでしょうか?
あなたがこれからの人生で様々な出会いや経験の中で素晴らしい発見があり、心身ともに豊かな毎日を送っていかれ成長なさっていかれますようにと心よりお祈り申し上げます。
あなたは存在するだけで奇跡であり、尊いのですからね。
「うつ」の可能性も
自殺願望の原因は、「うつ」の可能性もあります。
つまりは、脳・神経の不調(体調不良)が心に影響しているのかもしれません。
一度、心療内科等に相談してみてはどうでしょうか。
治療で改善する可能性もあるでしょう。
仏教では、欲・怒り・怠け・プライドなどの煩悩が、人生の悩み苦しみの原因だと考えます。
煩悩をうまく制御できれば、悩み苦しみが減ります。
まずは自分の煩悩に毎日気づくように意識しましょう。