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許すこと

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有り難し有り難し 24

昨日義実家のマナーについて質問したものです。
気がきく人は気が利かないひとを許せないとあり、その通りだと思います。

私は小さい時から厳しく育てられ、人に気を使い、礼儀にはうるさい家で育ち、義実家の礼儀のなさにはいきどおりがあるのですが、私と違う考えの人も認めて、許したいとは思っています。

礼儀のない義実家一族を許す気持ちになるにはどうしたらいいでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分を正義と立てて物事を見ない

あなたは自分の育ってきた過程で見聞きした知識のうえにたって、自分以外のものを評価しているから、赦せないのです。
一般的な常識や善悪、是非を建てる前の姿をそのまま受け入れることが、あなた自身が楽になる方法です。

今朝、水道からお湯を出そうとしたところなかなかお湯にならずどうしたものかと元のスイッチを見るとオフになっていました。私はただそのスイッチをオンにしました。それでいいのです。そこで、いつもオンになっているのに!誰が切ったのだ!と腹を立てては自分で自分を苦しめるだけです。

我見を通した物事の見方をやめ、それ以前の様子をマコトとして捉えてみてください。

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個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

体を巻いている包帯を少し緩めてみましょう。

亀山純史です。昨日のご質問に対しての回答に続いて、こちらのご質問にも回答させていただきます。
私の基本的な考えは、マナーと同様に、礼儀は相手に対してこちらがすべきものであり、相手からこちらに対して期待すべきものではないということです。
そして、許す気持ちになれないとは、例えて言えば、食卓として使うようにと言われていたテーブルを、勉強机として使うことに抵抗を感じるようなものだと思います。「許す」とは、こちらの考えを柔軟にすること、それが「許す」ということでしょう。「こうでなければいけない」という包帯できつく巻かれた体を、少しその包帯を緩めて、身動きが出来るようにしてあげることです。どんなに包帯で患部を保護していても、その包帯がきつすぎて、血の巡りが悪くなってはダメですよね。正しいことの押し付けや正義の押し付けは、時として、それが正しいことであるが故に、それが正義であるが故に、人はそれに反論が出来なくなります。しかし、そのような状況は、必ずしも良好な人間関係を生むとは言えません。時には、あなたの体を巻いている包帯を少し緩めてみましょう。
以上が私からの回答です。

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hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

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