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ご縁について

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

私にはSNSで知り合った外国人の彼氏がいます。
相手の仕事の都合もありまだ会ったことはありません。

周りからは遊ばれているだけ、騙されている、危険…など
自分でも重々承知していますが、言われる度に傷ついてしまいます。

言葉では、周りからの反応にバカなふりをしていますが、そんな自分が惨めになります。

適度な距離感を保っていること、丁寧な言葉使いや態度、直接は見ていませんが仕事に対する情熱や周りへの思いやりなど…

国籍、宗教、文化、人種…あらゆるものを超えて、その人を一人の人間として大切に思っているだけなのです。

いつか会えると、思っているから会えなくても寂しくない。相手を思いやる気持ちで満足しています。

私も、そうやって出会うまではオンラインで出会うなんて、まして、結婚なんてあり得ないと思っていたので批判される気持ちも分かります。

ですが、恋愛に限ったことではありませんがオンラインを通して外国の方と話をしたことで、偏見なくひとりの人として接するようになれたのも事実です。

私は差別や偏見なく、人を人として受け入れ、接したいです。
その意味では、例えオンラインでの繋がりや出会いであっても、人との出逢いは『縁』であり、その出逢いはどのような形であれ大切にすべきではないかと考えます。

とはいえ、危険ももちろん承知です。批判的な意見でも構いません。
ですが、自分にとって人生観が変わる出会いであることには変わりありません。改宗や、海外移住も受け入れます。

どうか、出逢いや縁の仕組み、仏教的解釈を交えて、彼との将来について頑張ってもよいのか、アドバイス頂けると嬉しいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

インターネットはきっかけ作り

インターネットは出会いのきっかけにはなりますよね。しかし、まだ出会ってないと言う事実も知らないといけません。それまで膨らませるのはイメージであり、その方本人ではないのです。インターネットを通じても時のやり取りをするわけですが、これは所詮文字でしかないのです。それ以上、それ以外もなく、文字でしかない。

ここから先は実際にあってから決めること。付き合うとかなんとかはその後でしょ。
出会いのきっかけができた。ご縁には違いないですが、決して妄想に恋をしないでくださいね。

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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
確かに、『きっかけ』ですよね。

前向きに話をしつつも
まずは会ってデートしてからだよね。
というは話をしています。
昨今の危険性も含めて、
初めに私の家族に会ってからと言うことや
第三者や公共の場所でと言うことも
提案頂いた上で、来年以降になりますが
来日してもらおうかと思っています。

もちろん、いい大人なので自己責任のもと
行動しようかと思っています。

せっかくの人生、珍しい経験、あり得ない人生→『有難い人生』に、例え不幸な結末になったとしても勇気をもって挑み、地球で生きること、苦労すること…生きることを学ぼうかと思っています。

でも、やっぱり周りの人に変なやつだと思われたくないと執着してたな。という気持ちにも気付きました。

思い込み過ぎず、運命だとか決めつけず、
自然の流れに任せつつ、濃度の濃い今を生きたいです。

気持ちを整理する良い機会となりました。
貴重なご意見ありがとうございました。

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