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写経

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本日知人に誘われて写経に行ってきました。

般若心経なのですが、我が家の宗派とは違い
なぞって写すのでいっぱいいっぱいでした。

写経は初めてでしたが、自分の宗派のお経は
目をつぶってでも読経できるのに
般若心経には触れた事がなく
読経さえもできませんでした。

自分の宗派の写経はどれを指すのでしょうか?
観音経??

般若心経とは違うようですね・・。
しかし、書き終えた後住職のお説教をボーっとした感じで聞き入り
なぜか、涙が流れました。

申し訳ありません、無知な私にご教示お願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

写経はいいことですね。

写経を行う事は、とても良いことです。
今回は、法華経ではなく(みやさんが日蓮宗ということで)般若心経だったという事で、少々戸惑われたとのことですね。
ましてや初めての写経ということもあり、抵抗があったかもしれません。

たしかに、写経と言えば、書店でも般若心経がほとんどですから、写経と言えば般若心経という需要は多いと思います。
決して、自分の宗派のお経でないからいけない訳ではありません。次回はぜひ、法華経を写経してください。
私のお寺でも、春秋のお彼岸中日は、写経の会を開催していますし、随時、要望にお応えして開催しています。特に、日蓮宗のお寺ですから法華経の4種類を選んで頂いています。
又、写経はご自宅でもできますし、通販でも購入できますから、菩提寺さんにお尋ねされれば、教えて頂けると思います。

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おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにもにある”と発願し、法筵寺を新寺建立。住職として41年になります。どこまで、その思いを達成しているか分かりませんが、少しでもお釈迦様、日蓮聖人の教えに触れて頂けたら思います。 FB https://www.facebook.com/kaisho.suzuki 法筵寺FB https://www.facebook.com/houenji/ 日蓮宗ポータブルサイト内 https://temple.nichiren.or.jp/3031069-houenji/

よい体験をなさいましたね

みやさん、はじめまして。質問を拝読しました。

みやさんは、初めて般若心経の写経をなさったのですね。
みやさんの宗派と違ったので般若心経を写経することに戸惑ったのですね。

仏教の経典は印刷技術がない時代に中国から持ち込まれました。
原本しかないため、経典を勉強したい人は許可を得て貸し出してもらい書き写したのです。
これが写経の始まりです。

いまでは印刷技術が進歩して経典を書き写す必要はなくなりました。
写経は心をととのえて一心に経を書くことに重点が置かれるようになりました。

般若心経は字数も250字程度と書きやすく、難しい字も少ないので写経に適しています。
観音経の写経もありますが、字数が多く中級から上級者向けです。

書き終えた後に涙が流れたのは、ふだんは感じることのない心地よい時間を過ごすことができたからではないかと拝察いたします。

宗派にこだわらず般若心経の写経をなさってください。
慣れてくれば、なぞりではなく、透かしや清書もチャレンジしてみてください。
みやさんの世界が広がることと思います。

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おきもち

徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の月例法話の他に、地域の出張法話の依頼もあります。 出張法話で寺のある地域の特産品「梨」を紹介するので、「梨のおじゅっさん」として有名になりました。 ホームページ http://houwa-kanonji.com/

質問者からのお礼

鈴木上人様

お言葉有難うございました。
自分でもまだどうして良いかわからず、無為に過ごすより、
軽い気持ちで赴きましたが写経というのは奥深く、
短い時間で達成感みたいな感じを味わう事ができ
自分がよく知るお経も、書きたい!と思ったのでした。
ネットでは情報が余りなく、分からないので
やはり菩提寺の方に尋ねたいと思います。
ご回答有難うございました。

中村住職様
はじめまして。
有り難いお言葉、感謝致します。
年に数回参拝する、有名なお地蔵様の祀ってあるお寺で
願い事の書いた沢山の紙に混じって、よく、写経の紙も貼ってあるのを見ます。

物凄く達筆な字で、どれも、書いた人の心のこもった
見入ってしまう程の写経で、随分前から本当は心惹かれていました。
『自分には真似できない』と思っていましたが
字の上手い下手では無く、色んな意味を込め
自分の心をおさめたり、とても良い経験ができ
増々興味が湧きました。

悲しみや煩悩だらけの私に、貴重な時間を仏様から頂きました。

これからも続けていきたいと思います。書いていきたいです。

有難うございました。

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