後悔だらけの人生
25年生きてて自分の人生に真剣に向き合わなかったのもあり、選択肢を誤り続けたので過去を振り返る度、あの時ああすればよかったとかこうすればよかっただのしょっちゅう後悔してしまいます。
今までが後悔だらけの人生だったので今年から前を向いてやりたいことを実行している最中です。
行動を起こすことで人生が楽しくなることを知ったのもあり、以前の私よりは前向きに明るく生きれるようになった気がしますが、やはりふとしたときに過去に失敗したことが頭をよぎり、過去の自分を責め誰も居ない部屋で泣くことがよくあります。
本当は前を向きたいのですが、過去の自分を思い出してしまい前を向けなくなることがあります。
過去を振り返ってうだうだするのをやめる方法はありますか?
また、失敗を引きずりやすいタイプのため、失敗から立ち直る方法を教えてください。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
過去と同じ思考や行動では変われません。
私は、もう60をとっくに超えていますが、振り返れば、いろんな意味で後悔ばかりの人生と思うのですが、ある半面もう今更後悔しても仕方ないというのも事実です。人生を深く考えていないと言われてしまいそうですが、突き詰めれば誕生そのものも後悔となってしまいます。
難しいことは言えませんが、後悔するというのは、その時々を真剣に生きていなかったからと思うのです。でも、そのことには気づいておられるので、これからのことを考えればいいのです。
もう、過去の出来事については、いちいち取り上げないということです。たしかに記憶としては残ります。でも次に失敗しないための記憶であり経験だったのです。
同じような出来事に遭遇したら、前回とは別の思考と行動をすれば、未来は変わっていきます。
失敗を引きづりやすい云々も、考え方次第で、「また同じことをしてしまった」という自分に甘んじていますから、行動パターンを変えてみたらいかかですか?
まずは、考える前に行動という方法もありますから、試してください。
切り抜かれた画と、完成画は必ずしも一致しないもの
拝読いたしました。
「選択を誤り続けて、後悔ばかりの人生」
「今年から前を向いてやりたいことを実行している最中」
「ふとした時に、過去に失敗したことが頭をよぎる」
50年以上生きて来た私でさえ、後悔もするし、お恥ずかしながら両手で覆い隠したくなる過去が頭を過ることもあります💦
25歳の貴方が「人生が楽しくなる」きっかけをつかまれて、前向きに行動されていることは、大変に喜ばしいことです!
誰にでも転機は訪れます。そして、成長した自分の選択に「失敗」はないんです。すべてが自分で決めた道筋だから。選んだ道がより困難な道のりになったとしても、もう一つの道を選択していれば楽になっていたのかどうかは分かりません。今より好転していたかもしれないし、悪くなったかもしれない。
仮に、楽になったとして「それが正解ですか」と問われれば、大きなキャンバスから切り抜かれた画には天にも昇る思いの自分が描かれていても、完成画は必ずしもそう語ってはいないものです。
選択の良し悪しではなく、貴方が選んで貴方が歩んだ人生だから、完結するのです。時には、時代に翻弄されて数奇な人生を歩む人もいます。でもやはりそれは、その時にその時に、自分で選択を重ねた結果なのです。
忘れ去ってしまいたい記憶を完全に消し去ることは難しいですが、自分の人生を真摯に生きることによって上書きすることは可能です。
Life is like a box of chocolates.You never know what you're gonna get until you open it up.
人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみるまで中身は分からない。(映画「フォレスト・ガンプ」より)
甘いも苦いも、いびつさもしなやかさも、そんなものを全部まとめて、開けてみなければ分からないギフトだからこそ、人は成長とともに逞しくなれるのではないでしょうか。
質問者からのお礼
とても素敵なアドバイスありがとうございました!
考え方や行動を変えて前を向いて頑張ります!