hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

父が癌で入院治療中です。

回答数回答 1
有り難し有り難し 13

初めまして。

父にがんが発見され、入院治療中です。あと2ヶ月はかかります。

まだ始まったばかりなのですが、治療の副作用に耐えられるか、ちゃんと治るのか、治っても元の生活に戻れるのか、再発するんじゃないか、苦しむんじゃないか。

と先の心配ばかりが浮かんでひたすら滅入ってしまう毎日が続いています。一番大変なのは本人だと思うので自分が落ち込んでもいけないのですが。

先回りして不安になっても仕方ないとは思うのですが、ネットで情報を入れるたびに落ち込んでしまいます。(最近はネットを見るのはやめた方が良いと考えています)

この不安をどうしたら良いのかアドバイスをいただけますか。

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

はじめての質問ありがとうございます。

私の家族も闘病中です。
なので、他人事に思えず回答させていただきました。

共有すべきはネット情報ではなく、父との時間。
病気の対応は医者が専門。
私が心掛けているのは病気でも変わらない部分です。
朝のおはよう、今日はなに食べるなど、家族との他愛のない世間話やいつも通りの対話を大事にしています。

苦しさだけが人生の全てではありません。
頭の中の不安に振り回されず内臓や身体は今までと変わらない役割を果たしています。生きています。

うちの身内も休憩と活動のバランスに変化がありましたが、精一杯生きてます。

質問文拝見しましたが、ちゃんと治る、元に戻るにこだわりすぎると辛さは増します。

私は数年前に喉にポリープができてから、以前のようなお経をあげることはできなくなりました。
あの頃の響きは出せませんが100点満点にこだわらず75%の回復で自分は納得しています。

それでも、家族の不安や負担は少なくないです。ご自身で抱えきれないときは、同じ悩みを共有する家族会などもあります。

あと、図書館で目にした山崎章朗さんの「死の体験授業」という本が私は参考になりました。
目を通すことで、少し冷静になれました。

これから、いろいろ大変なこともあるかと思いますが、もしよければ辛くなりすぎる前にこのハスノハも活用ください。

病だけがすべてではない少しでも健やかな生活が営めますよう念じてます。

{{count}}
有り難し
おきもち

僧侶として長い時間を過ごしてきましたが、 四十年以上経った今でも、言葉や文字にできない思いはあります。 どんなに経験を重ねても、 世の中で起きる出来事や、自分の中に生まれる感情のすべてを きれいに整理して表現できるものではないと思っています。 だから、うまく書けなくても安心してください。 ここでは、無理に言葉を整えることよりも、 いったん息を整えて、静かに耳を澄ますことを大切にしています。 まとまりのない文章でも、途中で止まってしまっても構いません。 言葉になる前の思いが、そのまま置かれてもいい場所でありたいと考えています。
特別な準備や、上手に話すことは必要ありません。 このオンライン相談の時間は、あなたのために差し出された時間です。 話すことだけが人生の目的ではありません。 言葉が浮かばないときは、 ただ呼吸に耳を澄ませる時間として過ごしていただいても構いません。 日常の中で受けている外からの抑圧やストレスから、 ひととき身を離れるための「避難の時間」として この場を使っていただくこともできます。 僧侶である私は、何かを答える人というより、 あなたがこの時間を安心して過ごせるよう、 静かに同席する存在でありたいと考えています。 話がまとまらなくても、途中で止まっても大丈夫です。 この時間が、あなたのペースを取り戻すきっかけになれば幸いです。 なんまんだぶつ。

質問者からのお礼

泰庵様、回答ありがとうございます。

父は私にとってとても強く健やかな人だったので動揺が激しく、健康でいてほしいと言うこだわりが強く出てしまったようです。

不安に振り回されず、父と出来るだけ対話をして行こうと思います。

煩悩スッキリコラムまとめ