親が重篤な病に侵されていることがわかりました。
ショックで夜も眠れず、仕事中も考えてしまいます。
生を受けたものは必ず死があることはわかっています。
ですが、なかなか現実を受け入れることができません。
どうすれば受け入れることができるでしょうか?
本当に辛いです。アドバイスをご教示ください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そうですか。。。それは、お辛いですね。
ご本人が一番、しんどく 悔しい思いをなさっていることでしょうね。
病と向き合う、言葉では理解しないとと思っても、現実には 大切な人の苦しむ姿は見たくないものですし、夢なら どうか覚めてほしいと、祈りたいほどですよね。(私も臨床の場にいますと、痛いほど、伝わってきます。)
辛いよね。苦しいよね。。。
それでも、一緒に生きる。
決して、ひとりにしないで。
最後の最期まで生きぬく力を、あなたなら与えてあげられる。誰よりも近くで。
どんなに愛しているかを、伝えて。
こうして生きている意味を、親の存在は尊いと、伝えて。
生きぬいてもらいましょう。
病で死ぬんじゃない。
生涯を全うするのですもの。
そして、仏さまの世界へ生まれていくのですよ。
あなたの辛さは、私が引き受けます。
ここで、いつでも。だから、側についていてあげてくださいね。
拝読させて頂きました。
そうですよね、なかなか受け入れることはできないですよね。あなたのそのお辛いお気持ちを心よりお察し申し上げます。
人は必ず亡くなることが決まっています、必ず亡くなる時が訪れます。
ですからこれからのひと時ひと時をあなたもお父様もお母様も大切になさってくださいね。
これからのひと時ひと時は皆さんにとってとてもかけがえのない時間であり経験となっていきます。
死は人と人とを分かつものではありませんけれどもどうか共に言葉を交わし合い共に体験していろんなことを共に感じて下さいね。
仏様は必ず亡くなる方を正しくお導きなさって下さいます。どうか安心して共に豊かな潤いのあるかけがえのない毎日を過ごして下さいね。
私も今年母が亡くなりました。私達家族はこの一年間を共に過ごすことができました。本当に有難い代え難い大切な時間です。私達はいつもこれからもずっとつながっていますからね。
どうかこれからを共に豊かに分かち合いながら生き抜いて下さいね。
人生は長さではありません、中身ですからね。
心よりあなたや皆さんの幸せをお祈りさせて頂きます。
夜遅くにありがとうございます。
できる限り側に居ようと思います。
それが親の生きる力、生きぬく力になるように。
ありがとうございました。