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死んでという息子

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有り難し有り難し 22

2歳と4歳の息子を育てています。

普段はとても優しい4歳の息子ですが、怒ったりガマンできないことが起こると、死んで!と言います。

通っている幼稚園の先生のお話ではお友達に言っている様子はなく、弟と私にのみ言っているようです。

言われた人はとても悲しくなることや、死んでしまったら会えなくなるよと伝えたり、
転んで怪我をしたとき痛かったと思うけれど、死ぬのはもっと痛いよと例えてみたりしています。

しかし、なかなか言うことをやめられず、どう伝えていいか悩んでいます。

彼がこの言葉を使わなくなるために、良い言葉がけはないでしょうか。

私から死んでしまえなどと言ったことは一度もないです。

1年前に3人目に妊娠した子供を中絶してしまい、子供たちに中絶のことは伝えておらず 子供の前では泣いたりしていませんが、
言わなくてもやはり伝わっているのでしょうか。

長男は次男を妊娠したことを伝えていないのに、胎児のイラストを指差して「ママの!」と言ってきたことがあったり
中絶後に「うちは5人家族だよ」、「早く新しい赤ちゃん産みなよ」、などと言ったりしたことがあり、言わなくても分かっているのかもしれません。

中絶するということは、我が子に死んでほしいと願って実際に殺してしまったということだから、それが彼に死んでと言わせてしまっているのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心配ではありますが

ご相談拝読しました。以下は養育についての経験も専門知識もない私の回答ですので参考程度にしてください。

「死ね」とか「殺す」という言葉ってとてつもなく衝撃が強い言葉だと思うのです。お子様がどこまで死を理解しているかわかりませんが、おそらく大体の意味はわかっているようですから、その言葉をどこかで聞いた時、その衝撃たるや相当のものであったのではないでしょうか。

その衝撃を受けて、同じようにその衝撃を自分も言葉としてみたくなるという感覚はだれにでもあると思います。

例えが適切かどうかはわかりませんが、中高生など反抗期の時に汚い言葉を使いがちであることや、あるいは流行りの一発逆などを使いたくなるような感覚と重なる面もあるように思います。

ここは既にされているように「死んで」という言葉をお子様が使ったら一回きちんと注意する。言われた人は悲しい気持ちになることを伝える。それしかないように思います。

あまり固執して何度も注意するとますますお子様の中での衝撃度は増すばかりのような気がします。

お子様の方にも心配な様子はありますが、とまと様ご自身が中絶のこともありナーバスになっている面もあるでしょう。

「死んで」という言葉をお子様から聞くたびに不安になったり自分を責めてしまったりとどうしても関連させて考えてしまうでしょうが、あまりこだわり過ぎないことも大事であると思います。

お子様のことも気にしつつ、とまとさんもしっかりと中絶のことに関して受け止めていきましょう。

「我が子に死んでほしいと願って実際に殺してしまった」という受け止めは厳しいものです。しっかりとそのように見るとまとさんは凄いと思います。

しかし本当に「死んでほしい」などと願ったのでしょうか。「どうしても幸せにすることが出来ない」という現実が悲しいかな中絶という手段をとるしかその時はなかったのではなでしょうか。
事実を受け止めることとご自身を過度に責めることは別です。中絶したという事実は確かに重いものですが、単純に「自分が悪い」と責めればよいという問題ではありません。当時はそうしかできなかったという現実と、それを受けてこれからはどう生きていくのかということを問うていくのが大事でしょう。

そのご自身の受け止めの中でお子様を見守る目も大きなものに変わってくるのではないでしょうか。

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おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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言葉は気にしなくてよいが、感情は気にして。

子供のボキャブラリーは少ないです。
知っている言葉、自分の中で流行っている言葉が出てくるだけです。
友達やテレビや動画サイトなど、身近なところで「死んで」という言葉を聞いたことがあるのだと思います。
たまたまそれが「死んで」だっただけ。
「バカ」「アホ」「嫌い」「むかつく」
言葉は、インプットされた記号にすぎないので、気にする必要はありません。
それよりも、お子さんが「死んで」と言っているときに、お子さんはどんな気持ちでそう言ったのか?
また、どんな状況のときにそう言ったのか?
それに対して周囲の人の反応は?
「死んで」と言ったことで大人にかまってもらえるとかは?

とにかく、「死んで」という言葉よりも、お子さんの感情を気にしてあげてください。

欲・怒り・怠け・プライドなどの煩悩は子供にも親にもあります。
「死んで」という言葉を嫌がるのは、あなたのプライドや怒りなのかもしれません。
あなたの煩悩を子供に押し付ける前に、まずは、子供の煩悩に気づいてあげ、煩悩を受け入れてあげる大人の余裕を持ちましょう。
「死んで」と言われたら、「シンデレラはお姫さまー!」と笑顔で返しましょう。(一例)
あとは、お笑いコンビニFUJIWARAの原西さんのギャグ、「死ね」と言われたら瞬時に「生きるっ!」と返すのもお勧めです。
子供が笑顔になったときに、「人に死んでとか言ったらダメよ」と言いましょう。
一回二回で言わなくなるとは期待しないで、お子さんとのコミュニケーションを楽しみましょう。
(お子さんのために時間を使う。1分間でも、お母さんを独占できる時間をあげる。)
罰を与えるときは、投げキッス攻撃をお勧めします。

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おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございました。

今の対応で間違っていなかったと言って頂き、安心しました。
長男が自分で気づけるようになるまで、焦らず見守りたいと思います。

私自身ももっと心を強くもち、後悔に囚われすぎず、これからの人生を生きたいと思います。

回答ありがとうございます。

振り返ってみて「死んで」と言わないで欲しいという私の気持ちばかりを押し付けてしまっていたなと気づかされました。

言葉そのものより長男の心の声に耳を傾けられるように努めたいと思います。

強く叱ってしまって家の中の空気もあまり良くなかったので、笑える切り返しも試してみたい思います!

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