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変わりたい

回答数回答 1
有り難し有り難し 18

私はとてもネガティヴで、常にうじうじしています。大したことないことにもすごく反応して泣いたり怒ったりしてしまいます。
そして家族と友人以外の人と関わるのが苦手です。
特に背後に人がいるのが苦手です。
そのせいで学校の授業中などが苦痛で、中学生の時と高校生の時、ずっとではありませんが一時的に学校に行けなくなりました。

両親に助けてもらって高校もきちんと卒業し、現在大学2年生、一人暮らしなのですが、未だそれは改善されず、また、夜眠る前、布団に入るとその1日の自分のダメな記憶が蘇って眠れなくなります。
「こんな私でいいのだろうか」という不安が常にあります。
こうやっていつも意味のないことで悩んで、体調を崩して寝込んでしまいます。

ネガティヴなくせに自尊心は高く、その上どちらかというと我儘です。自分なんてダメだ、と考えながらも他の誰かを心の中で批判することもよくあります。

私がなりたい自分からは程遠く、私がもし別の人間なら私と友達になりたくないと思います。

優しくて、誰とでもきちんと接することができて、心の中で誰かを責めて自分を守ったりしない人になりたいです。それにできたら、両親が自慢できるような、そんな良い娘になりたいです。いろいろしてもらってるのに、今まで何もお返しできていません。
周りは私にいろいろあたえてくれるのに、私だけが変わらないままです。

私はどうすれば変わることができるのでしょうか。本当に悩んでいます。ですがこの話を相談できる相手もいません。
アドバイスいただけたら嬉しいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

もちろん変われます。

おひさま様

ネガティヴ思考と、人と関わるのが苦手で、自己嫌悪に陥られることが多いご様子・・

変わることはもちろんできます。

仏教では、因縁果の理を扱います。

この世の全てのモノ・コトというのは、因縁(原因と条件)に依って変化していくということであります。

善き因縁が調えば、善き結果になるというものにて、おひさま様も、善き動機を因として、善き動機に基づいた実践を条件として、きっと善き結果へと向かわしめることができるようになります。

まず、ネガティヴ、自己嫌悪に陥られてしまわれている原因となっている動機の部分を変えることが、大切となります。

「優しくて、誰とでもきちんと接することができて、心の中で誰かを責めて自分を守ったりしない人になりたいです。」・・十分な善き動機です。

私たちは、独りで生きていけるような存在ではありません。無数の色々な関係性の中において、支えや助けがあり、存在することができています。

人と関わるのが苦手ということを、少しでも克服していくためにも、自分が今、生かされてあるのに、どれほどの人に支えられて、助けられているのか、ということについて考えてみるのも良いでしょう。

例えばですが、何気ないモノ・・コンビニのおにぎりを食べることがあるかもしれませんが、それを食するまでに、一体どれ程の人たちが、そのおにぎり一つに関わっていたのかということを想像してみたりするのも良いでしょう。身近な何か一つのモノ・コトのそれぞれにおいて、有り難いという感謝の気持ちを持てるようになることができていければ、互いに支え合って、助け合って成り立っているのがこの世界であると、理解することで、少しずつにでも他人への苦手意識も薄まっていくのではないかと存じます。

もう一つは、相手の気持ちをよく考えられるように、思いやりを持つことも大切になります。優しさというのは、仏教では、「慈悲」という言葉で説明することになりますが、相手の苦しみや悲しみを自分のことのように憐(哀)れみ、そして何とかして幸せにしてあげたいと、慈しむことでございます。

「皆が幸せになれますように」、という動機も付け加えて頂けますと、誠に有り難いことでございます。

そして、少しずつでも、その動機を基として行動していくことにより、きっと変わることができるようになるでしょう。

川口英俊 合掌

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質問者からのお礼

お答えいただきありがとうございます。

わたしは今、自分のことばかり、考えてしまい、その殻の中からでれず、そのせいで人とも関わりづらくなっている気がします。

これからは周りの人、みんなの幸せや、みんなに良いことを考えていこうと思います。

本当にありがとうございました。

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