回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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不安なとき不安だと言えるように
しばらくは余震が続くのだと頭で分かっていても、
実際に数日おきに揺れが続く状況は耐え難いですよね。
私自身も一日一日冬が近づいてくるこの頃、何とも言えない不安な気持ちがよみがえってきます。そんなとき、私は不安な気持ちを「乗り越える」よりも、気持ちを分かち合っていけないだろうかと考えています。
不安な気持ちを分かち合うとは、いまお住いの場所から、cocoroさんの素直な気持ちを、口に出したり誰かに打ち明けたり、hasunohaに書き伝えて下さることでも始められると思います。
支援活動されている団体の方や、あるいはお坊さんたちが、被災地のお寺や避難所、人の集まる場所で定期的にカフェを開いています。
カフェでは、お茶やコーヒーと、とっておきのスイーツを用意してお坊さんが待っています。
待っているお坊さんは、cocoroさんの思いをひたすら聞かせてもらいます。ただ聞きます。
聞いて、お坊さん自身も不安な気持ちを抱えているので、いっしょに「うんうん」とうなずきたいと思っています。
お坊さんはもちろん、あなたもわたしも知っているのは、そこで自分の気持ちを打ち明けてみても余震の恐怖から解放される訳ではありませんし、突然暮らし向きが良くなることもないのでしょう。
でも、独りで不安を抱えるのは、あなたもわたしも、お坊さんも耐えられません。ただ、もしそばに一緒に「こわいね、ふあんだね」と気持ちを確かめあえる人がいるとき、ちょっとだけ乗り越えられそうな気がしてきます。
カフェは誰でも参加出来ますし、繰り返しますがお坊さんは「不安なとき不安だと言えるように」あなたが打ち明けられる場所を用意して待っています。もちろん無理に話をしなくても、とっておきのスイーツをご用意していますから。
もしよろしければ、来週のカフェの予定をご案内いたします。
災害が日本人を強くした。
cocoroさん、こんにちは。
地震は大丈夫でしたか?いつ起こるかわからない災害の人生は、日本人の宿命でもあります。だからこそ、日本人はその災害の苦しみと悲しみを乗り越え、世界有数の文化の発展をしてきました。
私も昨年の台風で山寺の土地が崩落し今もその災害に苦しんでいます。最初は、絶望にもなりましたが、今はそれを乗り越えようと努力しています。過去の多くのご先祖様も同じ気持ちだったんだなーっと思います。生き残ったものの定め、宿命を感じます。
cocoroさんも、生き残ったものとして、亡くなった多くの人たちの気持ちを胸に、より幸せな生き方ができるように努力してください。その人生経験が子孫の日本人の幸せにつながるのです。あなたの生き方はあなただけのものではないのです。私たちの生き方が未来の日本の子供たちの未来につながるのです。
一緒にがんばりましょう!合掌。
質問者からのお礼
染川様
ご回答ありがとうございました。
未来の子供達に繋がる様に私も頑張ります。ありがとうございました。
真慧様
ご回答ありがとうございました。当方持病を持っていまして参加はできかねますが分かち合う事で心が少しでも軽くなれば良いですよね。
ありがとうございました。