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意識

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有り難し有り難し 12

よく臨死体験された方が
この世と あの世の境目に川がながれているといわれますが お釈迦様は中道を行きなさいと いわれてますが

あの世とこの世の真ん中 川に身を委ね 成り行きに任せなさいと言われてるんでしょうか
子供の頃 寝たら死ぬんじゃないかと思って
寝ている時って 魂はどういう状況なのでしょう
肉体を手放したら 仏様に会える 肉体があるうちは
仏様は見えないんですね 。という事は性を持つ事が汚れを持つと
言う事なのですか?汚れを持つと 見えないと言う事?
ですか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

中道と外道

中道とは悟りに向かう道ことを言います。

私たちは煩悩と向き合いながら生きていかなければなりません。その煩悩を打ち消し、八正道を行いなさいと、お釈迦様はお伝えしています。

「生と死」の間にあることを中陰といいます。
死後から四十九日間、陽と陰の境目にいることを表します。そして、49日の期間を経て、六道(天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道)に生まれ変わるのです。どうやって決まるのか?それは49日までに7回の裁判があります。有名なのは35日目に閻魔大王に出会います。そこで生前の行い(業)によって、来世が決まるのです。しかし、人は地獄には行きたくないですよね。また、身内の方は極楽浄土へ行って過ごしてくださいねと願います。その願いこそが追善供養です。

仏様は見えるのではなく、心の中におられるのです。
弘法大師(空海)は
「夫(それ)仏法遥かにあらず、心中にして即ち近し」
とお言葉を残しています。この言葉は、仏さまは遠くに居ないというのではなく、いつも心の中にいるのですよと言ってくれています。

私たちは仏の国から生まれ、また仏の世界へと帰っていくのです。では何故にこの世にいるのか?それは、私たちが人間として修行をこの世にしに来ているのです。
亡くなると享年や行年と見聞されたことがあると思います。享年は天から亨けた年数です。また行年はこの世で何年修行をしたのかを表します。

仏教にも様々な宗派があり、寺院によっては説き方は異なりますので、予めご了承ください。

真っ直ぐ人間たる生き方をすること(中道)で悟りに近づけるのです。また、煩悩があり人は間違った道にそれてしまうことも多くあります。その中道からそれることを外道といいます。

心が汚れていれば、見えるものも見えなくなります。例えば机の上が散らかっていれば、大事なものを探すのに時間がかかりますよね。
このようにいつも心を清らかにすることが大切なんです。それを六根清浄といいます。

「六根清浄」
・眼・耳・鼻・舌・身・意(心)

人は生きていれば、多くを経験し、欲に流され、六根が知らぬ知らぬ内に汚されていってるのです。

それをヒーリングやヨガや山登りなどをして、本来の自分に戻す(リセット)するために、清らかなことを行おうと修正し、外道から中道に戻り邁進していくのです。

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質問者からのお礼

おはようございます。お忙しい中時間をさきご回答頂き有難うございます。 心の中にいる 見えない間は
きっと 自分が 正しく生きていないと思っていいのでしょうね 。おっしゃる通り 生きていたら 自分が

汚れていくのでしょうね。だから 私くしも苦しい時や
辛い時が多々ございます。どのように 汚れを自分で
落とせば 楽になるのか わかりません。

悩みも ちりもつもればの如く 山のように 自分に
のしかかってまいります。 自然に触れる事が 心を
磨く事になるのかもしれませんね。 昔のお坊様は
自然と共に 自分を置かれていたと思うので
人は自然が無いと 汚れなく 生きていけないのでしょうね。 数回読み返して 自分なりに 考えてみます。
法源様のお言葉 ありがたく 受け止めてまいります。
(^人^)

「死後の世界・死んだらどうなる」問答一覧

虫の知らせ

こんにちは、お世話になっております。 今回は私が過去に経験した不思議な体験について、お坊様方から見るとどのように感じるのか知りたく、投稿させていただきます。 1年ほど前の話となります。 私の家には父方の祖父母が買ってくれた、鮮やかな森の中を夫婦が寄り添って歩いている素敵な絵が飾ってあります。 ある日の夜、その絵が気になってみたところ、何となく男性が薄く見えました。 元よりほんの少し霊感のようなものがある私は、そのことを母に伝えようか迷ったのですが、気のせい。 気にし過ぎだと思ってその日は寝てしまいました。 ところが次の日、父に大事な話があると言われ聞いてみると、昨日の夜祖父が家で倒れ救急車で運ばれたとの事でした。 病院での検査の結果、祖父はガンにかかっていました。 前日の夜、夫婦の絵に違和感を感じたのは虫の知らせのようなものだったのでしょうか。 ちなみにその後祖父は約1年の闘病の末亡くなりました。 その間に一緒に散歩したり、旅行したりと沢山思い出を作ることが出来ました。 偶然と言われてしまえば、それまでではありますがこのような虫の知らせというものは、本当にあるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

死について考えすぎる

昔から死や、明確でない死後の世界に対する恐怖心、不安感に襲われ日常生活でも情緒不安定な生活を度々してきました。 最近昔よりも少し大人になったためもっと複雑に考えてしまい苦しくなっています。 また私は小さな命を3度産む選択が出来なかった時があり 自分自身軽率な行動を取ってしまったために命を産むことが出来なかった。 その命は幸せに過ごして欲しい。 今一緒にいる3人の子ども達も幸せに過ごして欲しい。 死についての恐怖を抱いたまま大人になってほしくない。 でも私は死んだ後も地獄にいって苦しむかもしれない。 でも苦しいのや痛いのは嫌だ。と考えてしまいます。 今とても幸せなんだと感じながら生活しながらそれよりも死に対する恐怖心、不安感の方が強く楽しく日常生活を送ることが難しいです。 来世も人間になりたいと欲がありながら そんなことじゃ生まれ変われないかもしれないと思ってしまったりして 心が苦しいです。 この先死について考えることは無くならないと思いますが 今生きているこの瞬間をどうやったら恐怖心よりも楽しく幸せに過ごせるか、前向きに生きていくためにどうしたらいいか教えていただきたいです。

有り難し有り難し 2
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