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戒名について

回答数回答 1
有り難し有り難し 14

こんにちは。
いつもお世話になっております。

戒名について分からない事があるので、教えてください。

6月に祖父が亡くなりました。
祖父の身寄りは私と私の母だけで、母は酷く落ち込み、何も出来ない状態でしたので、私が祖父の小さなお葬式の手配をしました。

恥ずかしながら、右も左もわからない状態で、当時は祖父が仏教の何派なのかもわからない状態でした。戒名の存在も知らなくて、私と母だけで祖父を見送りました。

なので、祖父には戒名がありません。
そこで、心配なのは祖父は戒名が無いままでは、成仏できないのでは無いかと心配しております。

戒名は亡くなった祖父にとって必要でしょうか?

必要でしたら、亡くなってから4ヶ月程経過してしまいましたが、お寺に依頼して戒名を貰うことはできますでしょうか?

おじいちゃんは真宗高田派だったことがわかりました。

お力をお貸しください。宜しくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お疲れさまでした

くろさま
はじめまして、なごみ庵の浦上哲也と申します。

6月にお祖父さまが亡くなられたとのこと、お悔やみを申し上げます。
またお母さまが心労で身動きが取れず、くろさんが諸々手配なさったとのこと、お疲れさまでした。
孫娘に見送ってもらい、お祖父さまも安心し、また感謝していらっしゃることと思います。

さて、そのお祖父さまに戒名が付いておらず、ちゃんと成仏できているのかご心配なさっているのですね。

戒名とは何かというのはWikipediaなどを調べれば詳しく出てきますし、また戒名の有無によって成仏の可否というのは、宗派や僧侶によって意見が異なってくると思います。

ただ私としては、戒名が無いからといって成仏できない、とは思いません。
特に宗派は真宗高田派とのこと。一般に浄土真宗と呼ばれる宗派のひとつで、生きとし生けるものが仏さまに救われていくという教えですので、戒名が無くてもご心配はいらないかと存じます。

でももし戒名を付けたほうが安心だということであれば、葬儀から時間が経っていても付けることは可能です。

お付き合いのあるお寺があれば、そちらでお聞きいただけば良いでしょうし、また今はインターネットで検索すれば近くのお寺が出てくるでしょう。

ちなみに真宗高田派の本山は三重県津市にあり、三重県と愛知県には比較的寺院が多いですが、他の地域はそれほど多くはありません。

もうひとつ、浄土真宗では「戒名」と呼ばず「法名(ほうみょう)」と言います。
もしどこかのお寺に相談に行くとしたら「法名のことでご相談があります」と言えば、向こうも「あ、ちゃんと法名と呼ぶことを知っている方だな」と印象が良いかもしれません。

もし事前にご相談したいということであれば、私に連絡をいただいても結構です。
https://gusyosan-nagomi-an.machitera.net

くろさんとお母さまがご安心して過ごせるよう、念じております。

★お礼拝読しました
高田派の本山は静かで広々していて、また昨年2つの建物が三重県初の国宝建造物になりました。ぜひお時間をとってお参りなさってください。

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有り難し
おきもち

浦上 哲也
横浜市神奈川区で、新しく小さなお寺を営んでいます。 仏教の教え・浄土真宗...
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質問者からのお礼

浦上哲也様、御回答ありがとうございました。その上、ご連絡先まで教えて頂き本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。法名の件、安心いたしました。祖父の信仰していた真宗高田派を知りたいので、ご紹介して頂きました、本山に行ってみようと思います。本当にありがとうございました。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

有り難し有り難し 5
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