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将来に対する過ごし方

回答数回答 1
有り難し有り難し 13

過去には様々な不幸がありました。
現在は、どうにか暮らしています。
しかし、いつどこで何かが発生して、不幸な生活を負ってしまうか知れません。
安定した生き方、心構え等人生に対する智慧と助言をお願い申し上げます。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

その理解のまま

 こんにちは。若輩者からで大変失礼とは存じますが、書かせていただきます。
はい、どなたも「いつどこで不幸を背負うかは分からない」、その通りであろうと思います。
仮に「世界最強の国の最高権力者」がいたとしても、まったく平等にその通りです。
ですから…どうなるか分からない将来ではなく、「将来につながるもの」と思って現在に注力されるのがよろしいと思います。「それ」がいつ花開くかは分かりません。開かないかも知れません。けれど、その中で「できることをする」。今日、できることをする。
 最近では「今だけ、金だけ、自分だけ」という価値観が跋扈しているようですけれど、「今だけ」というのはあり得ず、「過去から繋がり、未来につながっていく」のが「今」であることは間違いありません。
「今だけ」と言っている人は、自暴自棄の「いつ死んでも構いません」に聞こえます。「いつ死んでも構いません」と言うのならば、「今日、私が考える中で、やるべき事はやりました」という意味で言って欲しいですね。どの道「明日生きているか」は分からないのです、誰しも。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございました。
今、現在を充実させた活き方をしてまいります。
今日も充実した日を送りました。
今、このひと時を大切に生き、悔いのない生活を送りたいと思います。

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