この先どう生きていけばよいのか
今日、母が亡くなりました。死因は癌です。
年内と余命宣告されていたためか、または心が麻痺してしまっているのか
現実味が湧きません。
ただ後悔の気持ちに押しつぶされそうです。
突如真っ暗闇の中に放り出された気持ちです。
明日からは数日間、葬儀などで忙殺されるでしょうが
終わってから普段通りの日常に戻ってからが怖いです。
母の居ない日常は想像できません。
母の介護に時間を費やしてきたため生き甲斐になっていました。
特に親しい友人もおらず、独身なためもう自分の役割は終えたような気が
します。
生き甲斐を亡くした今、どう、すればよいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親孝行したあなたは幸せになります
かしすさま
最愛のお母さまを亡くされ心中お察し申し上げます。まだ現実味が湧かないのも無理もありません。最愛の人の死に直面した時、この現実をどう受け入れたらいいのかわからず、心が麻痺状態になるのは、多くの人が経験することです。そんな状態のさなかに、あなたのおっしゃるよう葬儀で忙殺されます。現実なのか夢なのかわからないなかで、故人とお別れすることになるのです。そして、その嵐のような数日が過ぎたあとに、疲れと共に深い悲しみに襲われてきます。お母様のいない日常に直面するのが怖い・・・そうですね、怖いですね。
お母様の介護に全力を尽くしてきたのですから、燃え尽きてしまったようなお気持ちでもあると思います。おっしゃる通り、あなたは役割を終えました。ほんとうによくがんばってきました。介護というのは身内だからできるという簡単なことではありません。生き甲斐になるほどに時間を費やし、気持ちも注ぎ込んできたあなたに敬意を示したと思います。お疲れさまでした。どんなに頑張っても、頑張った人こそ、介護には後悔が付きものです。でもお母様はご満足されています。最愛の人を亡くし、介護という生き甲斐をなくし、自分の役割を終えた気がするかもしれませんが、それはあなたの人生の役割のなかの「一つ」の役割です。
いまは考えられないのは当然だと思います。でもあなたにはまた、次の役割や生き甲斐がやってきます。一つ終えたらまた次が来るのです。何よりもあなたが希望をもって生きていかれることをお母様が望まれています。亡きお母様にできる親孝行もちゃんとあります。あなたが幸せになることです。
いまは先のことまで考えないで、身体に気を付けて、お母様に対する最後の役割を果たしてください。そしてそのあとは心身のお疲れを癒して、それから先のことを考えましょう。これほど親孝行をしたあなたが悪いようにはなるわけがありません。大丈夫です。お母様も応援してくれるでしょう。かしす様がこの悲しみを乗り越えて、お幸せになりますよう心よりお祈り申し上げます。(合掌)
これからも
拝読させて頂きました。
お母様がお亡くなりになられて今大変辛い思いをなさっておられることでしょう。心よりお察し申し上げます。
どうぞこれからお母様が仏様に導かれて仏様の元で心安らかになりますようにと真心を込めてお母様をご供養なさって下さいね。
私もお母様が必ず仏様の元に生まれ変わって心から安心なさって下さいますようにと心よりお祈りさせて頂きます。
悲しみは尽きないでしょうけれどあなたはどうぞ心も体もゆっくり休んでください。様々やらなければならないこともあるでしょうけれどもしっかりと休んで心身共に回復なさって下さいね。
お母様とあなたのご縁はこれからもずっと続くのですからね。お母様はこれからも永遠にあなたと一緒にいらっしゃいます。あなたをいつでも見守っていて下さいます。
そしてあなたがこれから心穏やかに豊かに人生を生き抜いて下さることを何より望んでいらっしゃるでしょう。
あなたがこれからもずっとお母様と一緒にお母様に守られながら心豊かに生き抜いていかれますようにと心よりお祈り申し上げます。