一生治らない傷
私は4歳の時幼稚園で他の園児の悪ふざけで眼球にケガを負いました。その怪我のせいで小学校中学年頃には一時失明しかけましたが、それからは徐々に回復し、今では生活に特に支障はなく眼鏡やコンタクトも必要ありません。しかし怪我をした方の目はすこし霞がかっており視力は怪我の無い方は2.0、怪我した方は1.0と視力は低いです。
今になってその園児の事やすぐに対応してくれなかった幼稚園の職員に腹が立ってきました。何よりもう完全に健康体な自分は4年しかなかったと思うと腹が立ってきて仕方ありません。この気持ちを落ち着かせるにはどうしたらいいですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
視力が1.0まで回復してよかったですね。きっとご両親は自分の視力が無くなってもいいから、この子の視力を戻してくださいと願ったことでしょう。お医者さんもあなたの為に最適な治療を施したことでしょう。そしてあなたも頑張りましたね。
親に感謝して、お医者さんに感謝して、そして、自分自身にも頑張ったことを褒めてあげましょう。
恨みを抱いて生きるより、感謝を抱いて生きる方がいいと思いますよ。
目に見えないもの(霊魂的な意味ではなく)
目に見えるものではなく、目に見えないものに目を向けなさい
という神仏からのミッションを託されたのかもしれませんね。
それがなんであなたなのか、どうしてそんなカタチを取ったのか、そんなことは問うてもわかりませんが、今までも相手の子や幼稚園と泥沼の紛争状態になってこなかったところを見ると、あなたにはそういう仏縁がきっとあるのでしょう。
ちょっと大変な役回りであありますが、神仏からの信頼に応えて世人の範となっていくのか、こんな損な役回りなんかと思って蹴るのか、それはあなた次第です。もちろん、どちらをとっても悪くはないでしょう。