自分の性格に嫌気がさします
はじめまして。ご相談させて頂きます。
幼少期から依存心が強く、不安感、孤独感が強く一人ではいられません。それなのに家族や友達の事を心から信頼出来ず嫌味を言ったりすぐイライラしたりしてしまいます。
そしてこれで離れていってしまったらどうしようと不安になるのです。
[自分の事を好きになって自分を信じる事が出来れば他人にも寛容でいられる]みたいな事をよく本で見ますが、そもそも自分の性格があまりにも悪く自分を受け入れる事が出来ません。
嫌味を言ったりした後、すぐ反省するのですが治りません。人をジャッジしたり見下していないと気が済まないのです。これも全く自分に自身が無いからだと思うのですが、、、ずっと悪循環です。
子供も1歳になり、自分のようになってほしくない、自分の母親のような母になりたくない、などの葛藤もあり、自分の心ががんじがらめのような状態です。
時間をかけて少しづつでも、自立した心、人に依存しない心、自分や人をジャッジしない、などを治していきたいんです。
どのような心の持ち方で自分を受入れていけばよいのでしょうか。
文章な下手でごめんなさいm(_ _)m
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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「俺が」、「俺が」を捨てて 「おかげさまで」と暮らしたい。
こんばんは。亀山純史と申します。
ののさん、「おかげさま」そして「ありがとう」という言葉を、積極的に使っていきましょう。この世に生まれて、誰一人として人の迷惑になっていない人なんかおりません。人をジャッジしたり見下していないと気が済まないのなら、人をジャッジする言葉、人を見下す言葉を発する前に、「おかげさまでした。」「ありがとうございました。」という言葉を使いましょう。そうすれば、そのあとには、人をジャッジしたり、見下したりする言葉は続かないでしょう。
上所重助(かみところしげすけ)さんという方の「おかげさま」という詩があります。その一部を紹介します。
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夏が来ると「冬がいい」と言う
冬が来ると「夏がいい」と言う
太ると「痩せたい」と言い
痩せると「太りたい」と言う
忙しいと「暇になりたい」と言い
暇になると「忙しい方がいい」と言う
自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う
ーーーーーー(中略)ーーーーーーーーーーーーーーーーー
世間様のおかげの固まりが自分ではないか
つまらぬ自我妄執を捨てて
ーーーーーー(中略)ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「俺が」、「俺が」を捨てて
「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい
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以上が私からの回答です。人は変わることが出来ます。「おかげさま」での生活をお送りください。