結婚式の不満
今年結婚式をしましたが、一生に一度の素敵な思い出になりません。後悔や不満が日に日に募ります。内容は当日の式場の不手際の数々、写真が少ない(家族や友人との)など気になるところはたくさんあります。
式後、式場にはクレームを言いました。言っても式の日が戻ってくるわけではなく、また、もやもやした気持ちもなくなりません。他の人のように、結婚式幸せだった~!って心から思えないです。式前に思い描いていたような日にはなりませんでした。何ヵ月もたった今、当日の写真を見ても、幸せな気持ちは生まれず、不満が増します。
働いたお金を払って、頑張って準備をしても、こんな気持ちしか残らず…やらなければよかったと思ってしまいます。
我慢できず、この不満を夫に伝えてしまいます。私はプライドが高く、友人には言えません。(幸せな結婚式をあげられなかった人と思われるのが嫌で)
私が不満を言い続けることで、彼の思い出も汚しているとわかっても止められません。
幸せな結婚式を出来なかった。
やらなければよかった。
高いお金を払ってもあんなものか。
他の人は素敵な写真がとれたのにわたしにはなぜないのか。
こんなことを毎日思い続けています。
思うことで自分を苦しめているのもわかりますが、思うことを思わないようにすることは難しいです。
一生に一度の素敵な結婚式と思えないことが辛いです。夫に優しくできないのも、結婚式がうまくいかなかったことが心に引っ掛かっているようにも感じます。
結婚式の後悔と不満は一生心から消えないのでしょうか。
消えないのならどのように心を持てばいいのでしょうか。
数ヵ月たった今も、しょうもない結婚式だったと思うこの気持ちは、いつか幸せに思える日がくるのでしょうか。
アドバイスをおねがいします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
脳内のデータに苦しんでいるだけ
長い一生のうちのたった1日の儀式に、どれだけ期待していたのでしょうか?
ちょっと、結婚式というものに対して夢を持ちすぎではないでしょうか?
大事なのは日々の生活を幸せに過ごすこと。
結婚式なんかやらなくてもどうってことないんです。
執着心は悩み苦しみの原因になります。
結婚式なんか最初からやらなかったと思って、執着を手放しましょう。
過去は過ぎ去り、もう無いのです。
あなたは今、脳内の記憶データに苦しんでいるだけなのです。
小さな細胞の小さな電気信号のために、何か月も苦しむのはもったいないです。
思い出はただのデータにすぎない。
そのデータを主観で上書きして嫌な感情とセットにするのは、悩み苦しみの原因になります。
「脳内のデータにすぎない」と思い出すようにしましょう。
質問者からのお礼
願誉浄史様
回答をいただきありがとうございました。はっきり言ってくれたことが、スッキリというか、頭のなかの空気が変わりました。
昔から執着心が強いです。なかなか、性格が変えられずそこもまた悩みでもあります。
また脳内データに苦しみそうになったら、この回答を思い出します。毎日、幸せに感じる生活が送れるようになりたいと、心から思います。ありがとうございました。