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納骨と、お仏壇について

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有り難し有り難し 13

四十九日法要の際に納骨せずに、
せめて百か日法要まで
自宅で遺骨に手を合わせていても良いでしょうか…?

また四十九日法要は自宅で行い、
その時に本位牌に変えます。
自宅にはご先祖様のお仏壇があります。
四十九日法要後、
今あるお仏壇の隣に 小さめの棚を置き、
その棚に位牌と遺骨や写真お供物を置いて
お線香をあげていても問題ありませんか?
それとも本位牌はちゃんと
ご先祖様と一緒に
お仏壇に並べた方がよいのでしょうか?
ご先祖のお仏壇にも毎日お線香をあげるので、
お線香を立てる入れ物?も二個になってしまって、
手を合わせるのも2回になってしまいますが
それは良くないことはないでしょうか?
全員、宗派は一緒(真言宗)です。
菩提寺?は特に無いので、
どのような形で供養するとよいか
アドバイスをいただけると嬉しいです。
宜しくお願い致します。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

こんばんは。

 まず御遺骨ですが、四十九日法要で納骨しなければならないという事はありません。
 私の檀家さんでも、一周忌までは自宅に置いておきたい、三回忌までは置いておきたいという方もいらっしゃいますよ。
 ただね、やっぱり納骨することで、気持ちに区切りがつきますので、さびしいけれど、何かのタイミングで納骨した方が気持ちが前に進むと思います。

 祭壇の件ですが、仏壇にまとめても良いし、ふたつにしても問題ないです。お仏壇にお位牌を並べ、隣の棚にご遺骨を置いて、普段はお仏壇を拝むという方法もあります。

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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皆さんでご相談ください

拝読させて頂きました。
そうですね、うちのお寺でも49日のご納骨なさらない方もやはりいらっしゃいますよ。やはりお亡くなりになられて悲しみが深いですからそれはご家族の皆さんでご相談なさってご納骨の日をご判断なさってみて下さいね。
百箇日忌でも一周忌でも三回忌でも七回忌でも良いかと思います。
お供えの仕方はお仏壇の隣でもいいいです。それぞれのお宅のスペースの関係もあるでしょうからできる範囲で並べて頂ければいいかと思います。お位牌についてもご遺骨の前でもいいと思います。
大切なことはご家族の皆さんが心を込めてご供養なさることですからね。あまり形ばかりにとらわれずにしっかりとお向き合いなさり手を合わせて下さいね。
あなたやご家族の皆さんのお気持ちは必ず届きますからね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

光禪様、Kousyo kooyo Azuma様、
お教えいただきありがとうございます。
納骨の時期のこと、安心しました。
もう少しだけ一緒にいたいと思います。
またお仏壇についても、大丈夫とのお答えで
よかったです。
まだ遺骨に向かって泣いてばかりの毎日ですが
心をこめて手を合わせて行きたいと思います。
ありがとうございました。

「納骨」問答一覧

祖母を火葬しました

先日、祖母が亡くなりました。 火葬場で働く私は、自ら希望して祖母を火葬し、きれいなお骨となって収めることができました。 孫である私に火葬されることについて、親戚や知り合いからは「とても良いことだね、ばあちゃんも喜んでいるよ」、「そこまでしなくても」等、様々な意見がありましたが、お坊さんは身内が身内に火葬されることについて、どうお考えになるかお伺いしたく思います。 祖母については、私が生まれた時からずっと一緒に、一つ屋根の下で暮らしていました。いつも優しく元気で、自分より他人を優先する祖母でした。怒られたことは1度もありません。亡くなる数か月前から入院をしており、私がお見舞いに行った1週間後に亡くなりました。 大変お世話になった祖母を自ら火葬したことについて、後悔はしていませんが、ふとした時に「ばあちゃんは孫に火葬されてどう思ったかな」と考えることがあります。理由は、祖母は認知症が進んでいたこともあり、火葬場で働いていることを私が伝えていなかったからです。認知症は進んでいても、話の受け答えは問題ない時期もありましたので、火葬場で働いていることについて、祖母はどう思ったのか聞いておけばよかったと、今になって少し気になっています。 お手数をおかけしますが、ご回答をいただけると幸いです。

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父の納骨について

昨年、父が80歳で他界しました。 残された母の住む実家から、車で2時間半のところに父の故郷があります。父は長男で2人の姉も嫁いでおり、田舎の家は人手に渡り親族は住んでいません。その田舎に先祖代々のお墓があります。すぐ近くの小さな墓地で町内の方が管理されているようです。 すでに遠方に嫁いでいる私の負担を考えてか、父は生前田舎の墓じまいを考えていましたが、自分のお墓はどうするのか決めかねていたようで、本人の意思は聞けないままでした。結局、母の意向で母方の親族が供養されている都心の大きなお寺の納骨堂へ納骨しました。 月命日に母とそのお寺にお参りに行っていますが、今になって田舎のお墓にも分骨してあげればよかったと後悔しています。物忘れが激しくなり急に頼りなくなってしまった母も、「前にも言ったと思うけど…」と定期的に父のお墓のことで後悔を口にします。 今、私の家には手元供養にと片手の掌に乗るほどの小さな骨壺の中に少しだけ父の遺骨があります。その遺骨を父の田舎のお墓に納めて、墓石に名前を彫ることができないかと今頃になって真剣に悩むようになりました。すでに納骨堂へ納めていること、お骨が少量であることから、納骨式は行わずに石材店に依頼して納骨と彫刻だけお願いできればと考えています。その地域の石材店に電話で問い合わせたところ、最近はお寺さんにお経をお願いしない方もいますよとのことでした。 そのお墓は近くに住む父のいとこが墓守りをして下さっており、私達も毎年お盆にはお参りしています。 自己満足のための非常識な行為にも思えますし、親戚に相談したらどう思われるだろうか…と考える一方で、ほんの少しのお骨でも祖父母の元に帰してあげたら、父も祖父母も喜んでくれるのではないか、と勝手な想像をしてしまいます。 もう納骨を済ませたのだから、このような行為は控えるべきでしょうか? 長々と申し訳ありません。よろしくお願いします。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ