自分の性格について
仕事で責任ある役職に就き、自分なりに頑張ってみたのですが元々プレッシャーに弱いのと周りと比べてしまう癖があり今回元の職に戻させてもらうことになりました。
この決断をするときも「お世話になった上司に迷惑をかけてしまう」「途中で投げ出したみたいで情けない」など、色々と葛藤がありました。正直、戻るのが決まった今でも本当にこれで良かったのかと悩んでいる時間があります。
元の職には戻させてもらうのですが正直、今のまま働くのが辛い状態で仕事に行きたくない、人と話すのが嫌だ、一人になりたいと思うことが増えて来て「でも仕事だから」となんとか行っている状態です。
仕事を辞めた友達が今別の仕事ですごく楽しそうにしていたり、結婚している友達が子供がいて幸せそうだったりを見聞きすると、以前までなら自分も嬉しく思えていたのに最近では羨ましいと思うばかりでなんで自分だけという思いが先行してしまい余計苦しいです。
あの時の決断は間違っていたんじゃないか、あの頃に戻れたらと思う毎日で、自分の人生に対して悲観的で毎日が辛いです。無理に前向きに考えようとしてもなかなか頭が追い付いてきません。
そういう性格だからと割り切ろうとしても「なんで」「どうして」と考えてしまう自分がいてしんどくなります。
性格だからと諦めてしまうしかないのかもしれませんが以前のように人の幸せを自分の幸せのように思える心に戻りたいです。私はどう変われば良いのでしょうか。時間のない中大変だとは思いますが、お目通ししていただけると幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
絶対的な正解や間違いはないんですよ!
質問読ませていただきました。
ご自身の選択に後悔し、悩まれておられるのですね。
心中お察しいたします。
さて、世の中には絶対的な正解や間違いといったモノは存在しません。
たとえ同じ選択をしたとしても、ある人にとっては正解ですし、ある人にとっては間違いなのです。
それは考え方1つで変わってきます。
雪吹さんがご自身の選択について、「あの頃に戻れたら・・・」と思い悩み、心がふさぎ込んで前を向けないのであれば、その選択は雪吹さんにとって間違いだったのかもしれません。
しかし、「今度責任ある立場になっても大丈夫なように、今は元の職で経験や自信を培おう。それが自分のためだから、あの時の選択は正しかったんだ!」と思えれば、その選択は雪吹さんにとって正解なのでしょう。
たとえどんな選択をしても、どんな状況に陥っても、1つも無駄なことなんてありません。そこから学ぶことが必ずあるはずですし、その1つ1つが必ず自分の経験になり、新たな思考の元になり、糧となります。
しかし、「無駄だ」と思ってしまえば、そこから学ぼうとせず、本当に「無駄」になってしまうのです。
今回の雪吹さんの選択から学ぶことはきっとたくさんあるでしょう。そして、それについて色々悩み考えたはずです。
それらを今後に活かすべく前向きに頑張るかどうかで、今回の選択の意味は全く変わってきますよ。
雪吹さんはまだお若いですので、これからたくさん色んな経験をされるでしょう。
全ての経験が雪吹さんを成長させ、そして雪吹さんが豊かな人生を歩まれるようお祈り申し上げております。