回答 2
有り難し 32自分が人に悪い影響を与えてるんでは、という気持ちを抑えられません。誰かが病気をしたら、根拠もないのに憶測で自分のせいだ、とか考えてしまいます。また、親切にしてくれている人に対して、私のことを本当は嫌がっているはずだとか考えてしまいます。
自分がとても嫌な人間に思えます。どうしたらマイナスに考えるのをやめることができるのでしょうか。
認知行動療法というか、寝る前に今日のよかったことを１つ以上書く、ということはしています。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
”自分が人に悪い影響を与えてるんでは”
”自分のせいだ”
”私のことを本当は嫌がっているはずだ”
”自分がとても嫌な人間に思えます”
きっと、これ全部本当の事だろうな。ああ、大変だ!! さぁどうしよう？
ところで、日本の親は「他人に迷惑かけちゃダメですよ」と教えるが、仏教発祥の地 インドの親は「お前は人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」と教えるらしい。
一見、すべてを手に入れ不可能な事は無いように見える人でさえ、最期はやっぱり自分一人では棺桶に入る事ひとつ出来やしない。人間は、どんなに社会的地位が高く、偉くて、金持ちで、頭がよくて、スポーツ万能で、男前で、あるいは美人で、、、でも、やっぱり誰かの世話になって生きている。迷惑をかけても目をつぶってもらっているから生きていられる。生きることを許されて生きている。
こんな私も、そんなあなたも、赦されて許されて生きているんだ。
今、生きている事が何よりの証拠。ありがたいこっちゃ。
いろいろ心配だろうけど、とりあえず大丈夫だから!!
全てあなたが思っているだけではないですか。
あなたの頭の中で繰り広げられているストーリーにすぎない。そうした考えを妄想（もうぞう）といいます。
現実ではないのです。人がどう考えているかは本人にしか正解は分からない。嫌がっているかどうかより、あなたが相手のことを慕い相手に幸せになってもらいたいと願うかどうかということだけでいいのでしょう。
マイナス思考の方の多くは極端になりやすいところがあります。０か１００のように。
知り合いとお話をしていて、一瞬眉間にしわが寄ったときの表情を切り、取り頭の中で何度も思い出してはコネコネこねくり回し、「嫌われたに違いない。間違えない。」なんて思考するのです。これは全く現実に目を向けず自分勝手な思考をマコトだと信じている結果です。目の前で優しい表情で話していたことより、一瞬の眉間にしわを信じてしまうのですから怖い話です。
自分の価値評価や、思考が優先しそうになったら目の前のリアルに目を向けてみてください。ジャッジゼロで。まっさらな目ん玉でありのままを見てください。それが真実かどうかもよくわかるでしょう。
お礼が遅れてごめんなさい。
心理学とか認知行動療法とかでは認知の歪みとか、不合理な信念とかいうのだと思います。
なかなか自分の認知や信念を、変えることはできないですが、知らず知らずのうちにマイナスに考えてしまうときは、誰かに聞いてもらって、否定してもらうことで、少し楽になります。
ここで吐き出させていただき、少し楽になりました。ありがとうございました。
