帰宅拒否症
母は妹家族との生活にストレスがマックスのようで、月の半分は自宅で夕食を摂りません。趣味を盾に出歩いているようです。そしてそんな母の態度に妹もストレスを感じています。加えて一人娘の姪は反抗期真っ只中。義弟にも気を使う日々。
職場でデスクが隣の女性は、これまた同居の実のお母さんに疲れ果て、帰宅したくないと愚痴られます。
そして私も帰りたくありません。
昼間に夫から電話がかかってきました。
電話があるときはたいてい文句があって怒ってて、心臓がギュッとなります。
今日のは何か家で探し物をしているのに見つからないらしく、だからといって何を探しているのか私に分かるように説明はしてくれません。もういい、バカ、死ねと怒鳴られて電話は切れました。
電話口でモノをひっくり返したり壊したりしたような音がしたので、家は修羅場の後のはずです。
家とは家族とは何なのか?
家の前にいますが入りたくありません。
私たちの家はどこにあるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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家の中でプライベートを確保
本来は心身ともにリラックスできるはずの自宅に帰りたくないというのは、お辛いだろうとお察しいたします。
家族との人間関係を急に変えるのは難しいでしょう。
喧嘩の絶えない家族に「明日から仲良くしましょう」と言っても、急には難しいでしょう。
ですから、とりあえず、家の中でプライベートを確保するようにしましょう。
たとえば、旦那さんと睡眠時間をずらすのです。
旦那さんが寝たあとや、反対に旦那さんが起きる前に、独りでお茶しながら録画したドラマを見るとか。
そして、和顔愛語(笑顔と優しい言葉)を意識しましょう。
家族がイライラしていたら、他の家族にもイライラが伝染しますよね。
それを、意識的に止める必要があります。
家庭内に和やかな雰囲気をつくりだすのです。