怒った時のひどい態度をやめる方法
イライラしたり怒った時にひどいことを言ったりやったりすることをやめたいです。
特に自分の大切な人にやってしまった時に凄く後悔するのですが怒りを感じると同じことになってしまいます。
怒りに任せて行動するのをコントローラする方法はありませんか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【ラベリング】からの【サティ】(気づき)
「あ、(自分は今)イライラしている。」
と、怒りそうになった時のご自身の状態に、名前をつけて心の中で呼んでみてください。案外、こんな事で止められるものですよ。
ひとつのトレーニングとして、とにかく日頃からありとあらゆるご自身の「状態」に名前をつけて呼んでみてください。スマホをいじっている時は、スマホをいじりながら「スマホをいじっている」と名付けてください。お茶を飲んでいる瞬間に「お茶を飲んでいる」と名付けてお茶を飲んでください。運転中は「運転中」と名付けてください。仕事に集中できない時は「集中できていない」と名付けてください。
自分のすべてにラベリングして、ひたすら自分の状態を実況する感じ。ラジオでやっている野球や競馬の実況中継のように、克明かつスリリングに実況して楽しんでみてください。ありとあらゆるものに【ラベリング】(名前を付けて)して、【サティ】(気づき)、片っ端から手放していってください。
いささか乱暴な説明になりましたが、これは【ヴィパッサナー】といい、古くから仏教に伝承されてきた瞑想法のひとつです。
どうぞ、お試しあれ。
<追記>
「また怒っちゃった。後悔。」
とラベリングして、ぽいと手放しましょう(笑)
この体をディスプレイとしてみてください
怒ること、(# ゚Д゚)怒り、キレること、不満の爆発、許せないこと…
怒りというのは私的なことと公憤とがありますが、怒りの原因となっているのはあなたの脳内激おこプンプンスイッチの設定がONになっているのです。
条件設定を外すことで怒りは半減以下になります。
それは
「期待ON」
「理想ON」
「マイルールON」
「自分の押しつけON」
このスイッチを心の中で感じ取って今日中にOFF設定にしてください。
人は相手に無意識の内に期待していたり、自分の思い通りになってほしいと思ってしまっているものです。
この体をディスプレイとするというのは、出来事に罪はないという事です。
この体は、たまたまその出来事を映し出しただけ。
その出来事や状況には罪はないのです。
そこに主観・私見が入って自分の都合上にものをみるから腹が立つのです。
これを「自分を立てる」といいます。我の起こりです。
人間には元々この身にはエヴァンゲリオンのように私という乗組員がいません。
ワタシという乗組員がこの身心に起動することで自分流の好き嫌いや都合が生まれるのです。
坐禅をしてわたくし意識の静まりを体験してみましょう。
「ああ、本当だ。この自身の上に「オレ・わたし・自分」っていう感覚が無い時は怒りたくても怒らないのか!」という発見がありましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
ラベリングですか、そんな方法があるんですね。
この質問を書いた後回答を読む前にまたやってしまいました。
次使ってみます。
欲があるから思いどおりにならない時にイライラする。欲はあれこれ考えるから生まれるということですか。
座禅をしたことはないんですが座って何も考えずにカラッポになればいいですか?
ありがとうございました