介護でのミス
介護職をしているものですが、あるミスをしてしまい、怒られて落ち込んでいます。
夜勤明けで、朝起こすとき、血圧に不安定な方がおり、いつも血圧測ってから離床するかを判断します。
しかし、何故か今回の血圧は高かったにも関わらず、起こして車椅子に座らせてしまいました。
普通は血圧が高かったらそのままベッドで横になってもらいます。
それで朝ごはんの後、やたらとボーッとしており、いつもと違う様子でした。
血圧を聞かれ、「なんで起こしたん?」と怒られてしまいました。
こんな初歩的なミスをしてしまい、なんで起こしたと自分を責めてしまいます。失敗は成功のもとと思うようにしてますが、やはり落ち込んでしまいます。
前向きになる様、何か言葉がありましたら、教えて欲しいです。今後の心構えとなりたいので…。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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やはり成功の基ですから
拝読させて頂きました。お仕事の中で失敗をなさってしまったのですね。そしてとても落ち込んでいらっしゃるのですね。あなたのお気持ち良くわかります。私もよく失敗して落ち込んでしまう方ですから。あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
大変ありきたりな言葉かもしれませんが、人間は失敗を繰り返してそこから学んで成長していくものです。失敗のない人生はありません。逆に失敗なき人生の方が残念な人生かもしれません。そこでは何も起こらなかった、何の成長も無かったということになってしまいますからね。
何をどう失敗と捉えるかは人それぞれに違いがあるでしょうけれども、失敗したからこそそのことを意識して振り返り反省してこれからどう臨んでいけばいいかを考える機会になりますからね。
あなたがその様に落ち込むことも心の中でそのことを深くと止めおいて次にどうしようと考え行動する元になる為のそう意識なさるのですからね。
してしまったことはそれはもとには戻りませんけれども必ず次のことにつながっていくことです。
どうか真摯なお気持ちでそのことを受けとめて下さい。そしてしっかりと反省し必要とあらば誠実に謝罪なさり、そしてこれからのあなたのお勤めに役立てて下さいね。
あなたはそのような経験を沢山繰り返しながら仕事の面でも人としても成長なさっていかれるのですからね。
私はあなたを心から応援したいと思っています。
どうかこれからも誠実にお仕事にお向き合いなさってご成長なさってくださいね。