他人に期待しない方法
職場の人に対して、完全に期待しない方法、完全に表面的に接する方法、完全に割り切る方法を教えてください。
自分が働いているのにこう言うのも何ですが、職場にはろくな人がいません。
外部の人と接すると、本来当たり前の親切さに感動してしまいます。
ほんの些細なことですが、先日は職場の男性が荷車で運んでいた重い荷物をひとつ落とし、私が駆けつけてそれを拾おうとすると、「あとはよろしく」とだけ言って荷車を押して去って行きました。
女の私には重すぎて持ち上げるのも大変で、なんとか抱えて運んでも、お礼のひとつもありませんでした。
こういう感じの人がほぼ全員の職場なので、「ここの人たちに当たり前の人間としての期待をしては絶対にいけない」と毎朝自分に強く言い聞かせています。
でもどうしても完全に割り切ることができません。
だから前述のような些細なできごとで辛くなるのだと思います。
今まで意見を言った人たちはみんな職場内でひどい目に遭うか辞めていきました。
残っているのは仲間内で楽しんでいる人か、私のように不満を抱えながらひたすら我慢している人だけです。
職場の人々に対して完全に期待しないようにするには、自分をどういう風に変えていけばいいのでしょうか。
職場内でだけでも割り切った冷たい人間には、どういう意識をすればなれるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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言葉は音波。
人から嫌な言い方をされても、その言葉は音波にすぎません。
ただの空気の振動です。
雷くらい大きな音ならびっくりしますが、会話の音声の音波が耳に当たっても痛くもかゆくもないのです。
走って転んだことはありますか?
私達は、自身の肉体の操縦さえ思いどおりにいかないことがあります。
ましてや、他人が期待どおりに動いてくれるなんて、奇跡です。
奇跡的に期待どおりにいったら「ありがたい」と思う。
そうじゃないのが普通、と思いましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
なるべくこれはただの音波なんだと言い聞かせて、平静を保つように心がけてみます。
そしてつい忘れがちになってしまいますが、普段当たり前と思っていることへの感謝の気持ちの方が大切ですね…。