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亡くなった父

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有り難し有り難し 11

今年亡くなった父の事ですが、、、

父は生前から、私と息子がケンカをしてると

「もう、本人も反省してるんやろうから許してやれ」っと言う人でした。

この年末に親子で大きなケンカになっていた時に

不意に「お正月前やし、本人も反省してるんやから許さんとあかんのかな?」って

思った時にいつも父が言ってた言葉やったって
思い出しました。

その言葉のお陰で親子喧嘩もやめ仲直りすることが出来ました。

やっぱり、姿は無くても傍に居てくれてるもんなんですか?

こう言う事があったら、本当に親の有り難みが
分かりました。

でも、その代わりもっと父に優しくしてあげれば良かったっと後悔と寂しさが残ってしまいます。

こんな後悔してる時はどうしたら良いですか?
どうしたら、父が元気やった時にもっともっと
優しく出来なかったって謝れば良いですか?

本当に辛い状態やったので、父の生前の言葉が
本当に救いになりました。

説明が分かり難くてすいません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

意思を引き取ることで優しさに

拝読させていただきました。

お父様の旅立ち心よりお悔やみ申し上げます。

お父様は幼き頃から、うしさんの成長とともに性格・性質を確かに親としての眼差しで日々見守っておられましたことです。

そんなお父様だからこそ、うしさんと息子さんの しつけ方や 怒り方などを良く観察していたことから、今うしさんが心に記憶しています「もう、本人も反省してるんやろうから許してやれ」というお言葉が発せられていたと存じます。

人は皆、幼いときの記憶は少ししか残っていないことが多いものです。成長をしていく中で、息子さんは母親の在り方を心で学んでいきながら大人へと変化を遂げます。
母の姿は「慈悲」であり、叱り怒るけども優しさが勝っている存在という思いをお父様は うしさんにお伝えしたかったのかと感じます。

今、お父様のお言葉・お陰様を供養に繋がることが、お父様への懺悔・追福作善ともなり、心の中で うしさんの やり切れない心と区切りが時とともに感じ取れるようになると思います。

お父様の言いたかったこと、感じて欲しかったことの思いを うしさんが引き取ることでお父様も浄土でゆっくりと過ごせますこととなります。

「先祖があって、私たちは今 その命を引き継いでいる」

合掌

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質問者からのお礼

無憂庵/ 法源樣

早速の御返事ありがとうございます。
正直、父が亡くなるまで、その優しさが
理解出来ませんでした。
「亡くてから分かる親の有り難み」
本当にそうだと思いました。
父の思いを大切にし忘れない様にして
私も父の様に親としてきちんとした眼差しで
子供を見て行きたいと思いました。
本当に本当にありがとうございました。

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