高校の持ち物チェック
高校2年生の息子、学校で抜き打ち持ち物検査があったそうです。
普段、持ち物検査はありませんが、高校生の喫煙(どこの高校の生徒かは不明)があったとのことで持ち物検査が行われたそうです。
持ち物検査に関しては問題ないと思いますが、その方法がどうなのかと疑問に思いました。
その方法とは、財布の中、レシ―トのチェック、ボディチェックです。
悪いことをしていなければ問題ないかもしれませんが、悪いことをしていないからこそ、この方法は受ける側としては屈辱的ではないでしょうか。
そして、対象になったのは2年生のみ。
1年生は少々荒れているそうで、以前に持ち物検査を行ったため今回は無し、そして3年生は内定があるからと免除とのことでした。
それに関しても納得ができません、喫煙という事実があり持ち物検査をするのなら、全学年対象ではないでしょうか。
私はどうにも納得いかず、学校に話を聞いてみようかと思いますが、姉に相談したところ、悪いことしてないのなら堂々と受ければいいとの答えでした。
確かにそうかもしれません、でも、どうしてもボディチェックやレシ―トで何を購入したかのチェックまではやりすぎだと感じます。
どうか、知恵をいただけませんでしょうか。
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誰かの言うことは誰かが納得いかない
「どこの高校の生徒かは不明」で「2年生だけ」。フム…要するに学校側もそんな反発必至の面倒なことやりたくないのに、外部からガミガミ言われるから「再発防止しました」という体を取りたいということなのではないでしょうか。
結局、私たちは昭和から平成にかけて、「一言いってやる!」をやり過ぎたんですよ。
右を向いたら「左を見ていない!」と叩かれ、そうかといって左を見れば「右を見ていない!」と叩かれ、それじゃあ…と左右交互に見れば「中途半端なことをするな!」と叩かれる。じゃあどうしろと…ってなりますよね。全くもって面白くないことですが、その「じゃあどうしろと…」な、どうしようも無いことを大きな声出してゴリ押ししてきたツケが回ってきているのがこれからの世でしょう。
「巡り巡って」という言葉がありますが、往々にして理不尽の本当に本当の根源は不特定多数のみんなにあるものです。それを『ご縁』と言います。
たとえ理解できなくとも理解を示す…そんな大人の寛容さも必要だとお坊さんは思うんです。
なるほど。時代は21世紀に入り、今年で年号が変わろうというこの時代に、高校生に荷物検査とはねぇ。なんだか昭和の懐かしいにおいがしますね。
もう高校生ですもの。学校への持ち物については、基本本人の自己責任ですよね。親御さんだって高校生にもなってお子様の手荷物を確認するようなことはしないでしょう。
「悪いことをしていないからこそ、この方法は受ける側としては屈辱的ではないか」との事ですが、例えば空港などで全員が手荷物検査やボディチェックを受けますが、これを屈辱的と思う人はいないでしょう。不正がないことを証明するチェックです。 屈辱的というのは考えすぎと思いますよ。
ところで、当の本人は何か言っていますか?この検査は息子さん本人の問題であり、お母様の問題ではありません。息子さんが納得しているのであれば、何の問題もないのではないかと思います。何か心に傷を負ってしまったら、なぐさめるのが母親のつとめではないかと思いますよ。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
私自身、またまだ親になりきれていないのかもしれません。
この子に関してはまだまだ悩むことばかりです、また相談させていただきたいと思っております。
よろしくお願いします。