息子の不登校について
高校3年生の息子ですが、2年生の夏休み明けから登校を渋るようになり、現在も学校へ行ったり行かなかったりの状況です。
中学生の頃から人間関係がうまくいかず悩んでいる様子はありました。
今のクラスにも馴染めていないようです。
私が過干渉に育ててしまった為に、自分なんて価値の無い人間だと口走ることがあります。
息子が苦しい時に味方になれずもっと頑張れと追い詰めてしまっていたのだと思います。
今は部活へ行くためになんとか学校へ行っているような状況です。
部活を引退した後の事が心配です。
私には何も話してくれないので何が辛いのか何に悩んでいるのかわからないでいます。
なんとか親子関係を修復したいです。
私の事を信頼して話をしてくれるようにならなくても、息子の味方だよ。と言うことだけはわかってもらいたいです。
無視されても挨拶等の声かけは続いています。
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親が子を気にかけていることを、子どもは十分に感じている
それは心配ですね…。
うちの子も高校生ですが、高校では進路の話が出てきます。2年になるとより具体的に、3年になると進路面談など頻繁にありますよね。周りの子たちも将来のビジョンを語りだすでしょう。成績も模試も、結果や評価されることばかりが増えてきます。子どもにはストレスでしょうね。
あなたの過干渉は、勉強のことでですか?
高校生で将来にはっきりとした目標がある子もいますが、何になりたいのか、何をしたいのかも まだ見えていない子にとっては悩ましいでしょうね。
高校3年生は、人生の分かれ道のような岐路に立たされている状況にありますから、プレッシャーも大きいのではないでしょうか。価値がないと言ってしまうほどに、自信が持てないのかもしれませんね。
今は、学校に行かなくても学べる時代。また何歳になっても学んでいける環境があります。ですから、焦らず見守ってあげたいですね。
干渉はしなくても、親が子を気にかけていることを、子どもは十分に感じていると思いますよ。
家が安心の居場所になりますように。
恥ずかしがり屋さんのまま褒める
「自分なんて価値のない人間」と言う人は、自分の価値について人一倍気にしている人なのです。
頭の中が「自分は自分が自分とは自分なんて自分こそは」など、自分自分自分。
その場合、恥をかくことは耐えがたい苦しみなので、学校で恥をかくくらいなら欠席した方がマシだと考えてしまうのでしょう。
たとえ相手が親でも、自分の悩みや弱さ、本音を知られるのも恥ずかしいから、本心を話したくない。
まるで、スッピンを見られたくない女性のように。
しかし親は心配だから、なんとかしてわが子のスッピンを確認してやろうと、メイク落としを片手に襲いかからんとする勢い。
恥ずかしがりやの子供さんは、本心をのぞき見されるのが嫌。
息子さんにとって、部活は恥をかかなくて良い場所なのか、あるいは逆に、部活を休むことは何よりの恥だと考えているのか。
とにかく、恥ずかしがり屋さんにわざわざ恥をかかそうとしないで、息子さんのできている部分を、親から見たらできて当たり前のことでも褒めてあげましょう。
学校に行けなくても、食事をちゃんと食べただけでも「すごいわね。」
歯磨きしている姿を見たら「上手に磨くね。」
洗濯物を出してくれたら「よく忘れずに出してくれたね。」
そんなことでほめられてもくすぐったい、みたいな内容でも、褒められたら自己肯定感につながる。
自己肯定感が強くなれば、恥をかいても「本当の俺はこんなもんじゃない」と、恥を恥のまま受け止められるようになる。
自己肯定感があれば、転んでも起き上がる力になる。
まずは恥ずかしがり屋さんのままでいいので、毎日褒めてあげましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
恥をかくことをおそれているというのは確かにあると思います。
私自身、褒め方が下手なことも自覚しているところです。
いまは完全に私に心を閉ざしなかなか目も合わせてくれないような状況ですが小さな事でも見つけて褒めていきたいと思います。
私の過干渉は勉強に関することのみでなく私生活にも及んでいたと思います。
帰りが遅いと電話をかけたり、登校を渋る息子を心療内科へ連れていこうとしてみたり。
高校生なんだから少し距離をとり自分で考えさせるようにしようと思いつつ、つい口を出してしまったり。
何度も何度も失敗してきました。