やめることができません。
最近の出来事なのですが、唇の皮を剥いてしまう癖が直りません。やらないようにと思ってはいるのですが、無意識に唇を触っていることが何度もあります。痛いと感じ、手と唇が血だらけになってもやめられません。
痛みも感じますが、その間は無心になれて、気持ちいいとも感じてしまうのです。
やめるにはどうすれば良いでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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なぜそうしてしまうのか?に向き合う
ご相談拝読しました。
癖が治らないのですね。血が出て痛みがあってもやめられないのは少し困るかもしれないですね。
一概には言えないのですが、たとえば不安やストレスを抱えている子どもさんは指舐めや爪嚙みの癖が出るという場合があります。その時は直接その癖を指摘しないで、その癖が出たら別の事に気を向けてあげつつ、対処すべきは心の不安やストレスの原因の方とであるというセオリーがあります。
大人の場合は人から注意してもらいにくいですからより難しい面もあるのかもしれませんね(;^ω^)
アンドーさんはどうでしょうか?
>無心になれて、気持ちいいとも感じてしまう
ということは
無心になりたいと思ってしまう状況=向き合いたくないような悩みや出来事
のようなものを抱えてはいないでしょうか?不安や満たされなさや寂しさなどはないでしょうか?
ただ単にやめようともがくよりも、そのクセの背景にあるものと向き合う必要があるのかもしれません。
無意識を有意識に
拝読しました。
癖を治す方法ですが、無意識にさせないようハードルを設けましょう。
例えばマスクをつけるなどはどうでしょうか。簡易的ですが手間が一つ増えるので、皮を向こうとしている自分に気づくことができるはずです。
もしその自分に気づいたら、皮を剥かない!と考えてはいけません。
〜しない。という否定語を脳は認識できないので、皮を剥きたい!と自分で自分を助長してしまいます。
ですので、他の違う作業に集中すると良いです。手を動かす作業(ピアノでもパソコンでも)といったほうがより望ましいと思われます。
気づいた時には、皮を剥きたい欲も忘れるでしょう。
しかし、癖は自分の中に潜む感情のサインであるかも知れません。
無心になれて気持ちいいのか、心地よい痛みで気持ちいいのか。
もし唇の皮を剥く癖が治っても、他に新しい癖が出てきてしまうのであれば、自分を見つめ直すことをお勧めします。