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一点の曇りもなく

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生きていれば、いろいろある。

辛いことも苦しいことも、尽きることがない。

でも、今の私には一点の曇りもない。

ただ乗り越えて、乗り越えて、乗り越えて…

この清々しさは、何なのか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

周梨槃特さんの修行

”今の私には一点の曇りもない”
大変結構なことだと思います。
でも、まだ不十分です。まだまだ不十分です。

洗いたてのシャツは気持ちがいい。
でも、袖を通した瞬間から汚れ物に変わるんだ。

掃除したての部屋は清々しい。
でも、掃除が済んだ瞬間からホコリは溜まり始めるんだ。

爪も髪も切った直後からまた伸び始める。
垢もフケも目糞も鼻糞も耳糞も、取り除いた直後からまた溜まり始める。

お釈迦様の十大弟子のひとり、周梨槃特(シュリハンドク)さんの修行から、我々はよく学ばなければなりません。

<追記>
”その中に、清々しさがあるのか?ないのか?”
周梨槃特さんは、自分の名前すらまともに覚えられないほど重度の知的障がい者だ。2500年前のインドでは、今の日本ほど福祉もしっかり整備されていないだろうし、様々なハンディキャップに対して世間的にも理解はなかったことだろう。そんな中、周梨槃特さんは「尊者」として釈迦の十大弟子に数えられるまでに至っている。少なくとも周梨槃特さんは、苦悩の連続の只中にいながらも、清々しさを見つけることができたんだ。だから、有るのか無いのかと問うならば、確実に「有る」といえるだろう。

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如是我聞

お久しぶりです。

生きててよかったです。ありがとうございます。

最後の質問から半年弱ですか。それまでも色々あったのでしょうが、この期間も色々あったことと思います。

そして、それは死の瞬間まで続くのですよね。

苦悩がなくなり清々しさに至ると説く教えもあるでしょう。仏教も原理的、本質的、理想的にはそうなのでしょう。

でも実存的には苦悩が尽きないのが人間ではないでしょうか?少なくとも私はそうです。

そしてその私が目当ての教えもまた仏教にはあるのです。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

転落院様、お久しぶりです。お返事ありがとうございます。

曇りが出れば、磨くのみ。

真っ正面から、向き合うのみ。

次から次へと現れる病。

闘う毎日。

現実は暗い。

闇の中をさ迷う日々。

それでも、磨いて磨いて、生きるのが私の定め。

生涯修行が、私を強くする。

今の私には一点の曇りもないのは、今の私に苦悩が山積みだから。

苦悩に立ち向かうこと、立ち向かい続けること、曇りを磨き続けること。

辛く苦しいからこそ、得られるものがあるのではないだろうか…

その中に、清々しさがあるのか?ないのか?

それを教えていただきたい。

吉武文法様、お久しぶりです。お返事ありがとうございます。

生き残ったことですし、心機一転、お坊さまの皆様と同様、アカウントをありのままの自分に書き変えました。

実在するデータです。別に隠すことなど私には何もないので。

私はただシンプルに生きるのみです。

苦悩が尽きることはないでしょう。

それでも、時折、清々しさを感じるのです。

まるで、雲1つない青空のように。

何故なのか。

理由は分かりません。

ただ、苦しみを抱えて生きていると、ふいに見えなかった光が見えてくる時がある。

それが、例え一瞬だろうが、光がさす瞬間が訪れることがある。

説明のつかない事象も、ある…のではないでしょうか。

転落院様、追伸ありがとうございます。

私も障害者です。

健常者に混じって生きているだけです。

正直、落ち込むことも多いです。

でも、悔やんでいても仕方がない。

だから、前を見据える。

決して努力を怠らない。

救い、救われ、人として生きる。

清々しさは、ある。

稀かも知れませんが。

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