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老いの受け入れ方

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有り難し有り難し 5

タイトルの通り老いの受け入れ方をアドバイス下さい。
独身、子なしの人生です。仕事、友人、健康には恵まれています。それなりに楽しい人生ですが、将来の不安と体の老化に心が苦しい時間が日々増えています。長寿の家系です。これからの人生を前向きに生きる考え方や知恵を教えて頂きたいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

年齢によって

拝読させて頂きました。
それぞれの年齢による積み重ねてきた生き方のありようやこれから病いになったりいずれは死んでいく自分に対してどう向き合っていくかが大事だと思います。
正直私達は誰しもいくつまで生きられるかはわかりません。もしかしたら今心臓が止まってしまうかもしれません、もしかしたら明日事故にあってしまうかもしれません、或いは後3年後にガンになるかもしれません、はたまたガンの特効薬があったり名医の治療を受けて一命をとりとめるかもしれません。
そのような儚い自分の生命ですけれども不思議なご縁の巡り合わせなのか天命を恵みを頂いているのか定かではありませんけれども、この生命を頂いていることは今確かな事実です。
明日をも知れないこの生命ですけれどもそれは自分にとってこの上なく有り難きことではあります。

年齢によっても感じ方は違いますし、置かれた状況によっても違いはあるかと思います。

とはいえほんの僅かでも己れの生命を頂いた実感はあるかと思いますので、ご自身の中でじっくりとお感じなさってみてくださいね。
改めてあなた自身の中には様々な奇跡が存在しますし、あなた自身の中に感動することも見つけることができるかと思います。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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