老い・死が本当に怖い
老いること、死ぬことが本当に怖いです。
言葉にしにくいことが多く、複雑かもしれませんごめんなさい。
老いについて
ふと寝る前や、勉強中に、自分の将来を考えてしまい、年老いたことを考えると辛い気持ちになります。言葉では表現しにくいのですが、先行き見えない不安感などが強くて、将来どうしているか、社会がどうなっているかなどを考えるのが怖く、特に両親や祖父母のことを考えると余計に辛くなります。今まで過ごして来た時間、これから過ごすわからない時間を考えると言いようのない恐怖と無力感に苛まれ、どうしようもなくなります。対処法を教えていただきたいです。
死について
死ぬのが怖いです。自分が死ぬ時、周りにいる人のことを考えたり、死んだ後の自分の体、意識のことを考えた時、どうしても怖くなります。自分のこの世界が「無くなる」ことを考えると、本当に恐ろしく眠れません。自分がこうやって質問しているように、なんでもない1日がなくなり、目が覚めないとはどういうことなのか、2度とこの世界に帰れないとはどういうことなのかものすごく怖いです。漫画の世界のように、脳みそだけが夢を見続けるような、そんな世界ならまだいいと思ってしまい、今の世界が無くなり、自分が認知できなくなることが怖いです。
自分が歳をとって行くこと、弱って行くこと、そして死んでいくこと。何もわからないからこそすごく恐ろしく、辛いです。自分の将来を考えることも、今日したことを振り返るのも辛く、もうどうすればいいかわからないです。曖昧な質問で悪いのですが答えていただきたいです。それから、10代でこの疑問に苦しめられてるから、今後の将来、もっと苦しむのではないか、と思ってしまいます。その対処法も教えていただきたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
よくわかる様に思います
拝読させて頂きました。
あなたが自らの老いや死についてとてもお悩み苦しんでおられることを読ませて頂きました。あなたの今の状況はわからないですけれど、あなたが本当に辛い思いを抱えておられることは伝わって参ります。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
私も10代の頃にあなた自身思っておられる様なことで悩み苦しんでいたことがありました。
自らの老いや死について或いは親しい方々の老いや死について考えてしまうと何もできなくなってしまい、食事さえ取れない状況となりひたすら寝ることばかりでした。
その様にして何ヵ月か過ごし一年以上になっていった時にふと気持ちが変わっていく瞬間がありました。
私は一体何にとらわれてしまっていたのか、私は、一体何に恐怖して自分が生きることをやめてしまっていたのかとふと考えることができました。
それから少しずつですが生きることについて向き合い、その中で老いることや病いや死ぬことについてもその一部としてちょっとずつ向き合うようになっていきました。
そして死は決して終わりではなく、その後も続いていくことを知りました。命が終わった後も必ず仏様や神様がお導きなさって下さいます、親しい方々やご先祖様が優しくお迎えなさって下さいます。
あわてることなくどうかゆっくりとあなた自身の人生に少しずつお向き合いなさって下さいね。またあなたの思いをお聞かせ下さいね。あなたを心よりお待ちしておりますね。