若さを無駄にするのが怖いです
率直な悩みで大変お恥ずかしいのですが、私は何もせずに若さを失うことへの恐怖があります。
若いっていいね・羨ましい・大事にしてねなど今までいろんな大人に言われて間に受けたり、InstagramやSNSで、思う存分お洒落や旅行、遊びを楽しんでいる人たちや、同い年なのに外国語が話せたりダンスができたりといった、能力や技術が優れている人を毎日のように見て、いつか若い状態はなくなってしまうから、やりたいことがあるなら今やらなきゃ、って、それが強迫観念のようになってしまいました。
何歳までにこの実績を積まなければ、資格を取ったり英語を話せるようにならなければ、〇〇ができるのは何歳までだから今やらなければ、可愛い服を着られるのは若いうちしかできない、など、上げたらキリがないです。
目標が高すぎて、そして多すぎて、頑張ろうとすると思考停止・無気力になってしまい辛いです。
そしていくらこうなりたいと思ってもそこに到達するまでには時間がかかると思います。それでも執着してしまいます。この執着は意味のないものでしょうか。もしそうだとしたら手放して、毎日をもっと気楽に生きたいです。
幼稚で未熟な質問ですみません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
小さな成功体験で自分を褒めてみましょう
HARU 様 相談ありがとうございます。
確かに若さは大切ですね。
若い間に成し遂げたことがあると輝いて見えます。
実はそんな人は、若さ、年齢を意識しているのではなく
自分がどうしたら、それが成し遂げられるのかに意識を集中しているように思います。今、「何をなすべきか」に集中していると思います。
目標が高いではなく、今、目の前にある階段をどうやって登るかに集中してできた結果のその先が、あなたが見てしまう、高い目標だと思います。
あなたは、間違いなく頑張り屋さんです。
そう高い目標を掲げ、何とかたどり着きたいと
必死で頑張っています。
今は、もしかしたらそれに疲れていて動けなくなっているのでしょう。
そして、自分にいつも不満を持っていませんか?
できない・たどり着けない不満を、それがさらに目標を執着として心を苦しめていませんか?
そうならば、まず、今までできたことを振り返って喜んでみませんか?
今まで支えてくれた人に、いったん感謝してみませんか?
そして、出来たことが沢山あるはずなので、自分を責めるのをやめませんか?
不満を小さな目の前の出来たことの成功体験に変えましょう。
小さな成功体験で自分を褒めてみましょう。
あなたは素晴らしい頑張り屋さんなのですから
自分にも思いうやりを向けて、自分の身体にも感謝して
上手くいかない時があっても、それはそれとして、
目の前の小さなできることを喜びとして積み上げていきましょう。
私はそう思います。参考にしてください。一礼