自死遺族の気持ちをわかってもらえない
三度めの相談になります。
姉が亡くなって、一年八ヶ月が経ちました。
こちらで、二度、話を聞いて頂き、その都度、涙し、励まされ、前向きに頑張ろうという気持ちになりました。
今は、泣き崩れることはなくなり、日常生活も普通に送っていますが、やはり毎日、姉のことが頭からはなれず、姉に会いたい、姉と話したい、姉と笑いあいたい、早く姉の所に行きたい、そんなことばかり考えてしまいます。
もう、いつもの私に戻ってる、まわりにそう思われていることが、私には辛いです。
家族が自死で亡くなり、それからずっと自分の心に壁ができてしまい、心の底から笑うこともできず、楽しめず、そんな苦しみすら家族以外に理解されず、忘れ去られて。。
家族を自死で亡くしたことことがないまわりの人には私の気持ちなんかわからない。
ただ亡くしただけではない、姪っ子も両親と暮らせず、祖父母との生活。
姪っ子なりに、今の生活に慣れ、頑張っていますが、彼女の将来のことなど考えてしまいます。
家族の一人を自死で亡くしたことによって、まわりの人には理解できないくらいの苦しさ寂しさがあるのに。。
好きで同棲した彼とも結婚を考えていたのに、彼よりも亡くなった姉、自分の家族のことしか考えられず、自分のエンディングノートにも、家族中心に書いてしまい、彼に何かを残したい、彼に委ねたい、ということが一つもありません。
姉のせいというわけではありません。
姉がいなくなってしまったことで、ここまで自分の心が変わってしまったのです。
とにかく、辛いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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どうしようもない感情も、今と向き合うためには大事。
そうですね。。。大切な人の突然の死は、遺されたものに、なぜなのと疑問と、何とかできなかったのかと自責の念を残しますね。
自死での別れは、納得しようがなく、ただ ただ、深い悲しみが残るのですよね。
時間が経っても、いいえ、生きている限り、その心の部分は、止まったままでしょうね。
あなたの家族みんなが、踏ん張って生きようと、お姉さんのことを胸に抱えたまま、どうしたらいいものかと、もがいているのかもしれませんね。みんな、それぞれに、違う形であっても、大切な人を失った悲しみは深いものでしょうね。
私ね、日頃、自死遺族の方のサポートをしていますが。皆さん、本当にそれぞれです。その人その人によって、悲しみの向き合い方は違います。それでも、亡き人を今でも大事に想っていらっしゃる。だから、時間や期間は関係なく、思い出しては、ポツリぽつりと、気持ちをお話しくださいます。私は、その気持ちを、大切に聞かせてもらっています。
慰めや、励ましよりも、ただ 気持ちを分かってほしいとの想いや、亡き方の思い出をお話し下さる場合もあります。年数が経つとね、その人が生きていたことすら 無かったかのように感じたり、周りが移り変わっていく中で、忘れたくないという気持ちが湧き上がってきたり。
そんな、どうしようもない感情も、今と向き合うためには、大事なことだものね。
あなたの、どうしようもなさを、わかってあげたいです。辛くて 辛くて、苦しくて、堪らないのよねぇ。
会いたいね。あの日に戻りたいね。
誰だって、家族みんなが、そう思っているだろうね。
お姉さんもまた、同じように、苦しかったのでしょうね。。。
メールでも構いませんので、これから先も、あなたが、苦しくなるときは、私もそばにいますよ。いつでも、あなたの心のそばに。
その気持ち、聞かせてくださいね。
そうしながら、一人より、一緒に、生きていきましょう。
質問者からのお礼
中田様
ご返信ありがとうございます。
私の気持ちを理解していただけてうれしいです。
うまく伝えられない私の気持ちをさらに代弁していただいたように思います。
辛い思い、辛い経験をした方は世の中にたくさんいると思いますが、みなさんそれを背負いながら生きているのに、自分だけが苦しいと思ってしまいます。
このような場があること、本当に有り難く思います。
またご助言お願いします。
大忍貫道様
ご返信ありがとうございます。
以前こちらで相談した際に、心の病は、いわゆる病死だとご助言いただき、姉の死も病死ととらえるようにしています。
特別視している自分が、自分を苦しめているのかもしれませんね。。
ありがとうございました。