病気が怖くて怖くてたまりません
父のことでこのhasunohaのサイトに出会いお坊さんにいろいろとアドバイスをいただきました。
さて本日は自分のことでお話を聞いていただきたく書き込みをさせていただきます。
以前からなのですが、病気が怖くて怖くてたまりません。
何か体の不調があると、それを癌と結びつけ、夜も眠れないほどの恐怖に襲われるのです。
昨日も胸の辺りの肌が変色していたため皮膚科を受診しました。
先生ははじめは、よく分からない様子だったのですがルーペで観察をしたところタムシであるとの診断を下しお薬を処方していただきました。
しかし、帰宅後皮膚片を顕微鏡で観察しなかったことや皮膚科で使用する特殊な拡大鏡で皮膚を観察しなかったことなどから、本当はタムシでは無く皮膚癌では無いのかという思考に陥り、一晩中その事が頭の中を巡り、眠れない一夜を過ごしたのです。
このhasunohaでも父の死からも人間の命は永遠では無いことや人間には病の苦しみが付きものだと言うことは理解しているのですが、癌が怖くて怖くて仕方が無いのです。
心療内科も受診し、薬物療法とともに先生からは気分転換をしなさいと言われるのですが、時には恐怖から呼吸が苦しくなるなどの症状になることもあります。
本当に本当に弱い人間で情けない限りですが、今後どの様な対応をすれば良いのか?、アドバイスをいただければと思い書き込んだ次第です。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
眠れない一夜の次の夜は眠れてたんですよね。
のぶ 様 相談ありがとうございます。
あなたは弱い人間で情けない人間ではありません。
少し人より、気にし過ぎなだけです。
皮膚癌が恐くなり、眠れない一夜を過ごした次の日は、
たとえ短くても、眠れたんですよね。
どうして眠れたんでしょうね。あなたは眠れますよ。
眠れない方じゃなく、眠れた夜に意識を向けていけるでしょう。
そうすることに慣れることです。眠れる意識を持ち続けましょうね
体と心を、リラックスさせて、緊張といて、大地を身体に預けるようにね。
そして、癌が恐くて、とおっしゃってますが
24時間ずーッと、癌が恐いと震えているわけでないでしょう。
一瞬でも、怖いと思わなかった時は、どんな時、何してました?
ご飯食べてた。テレビ見てた。本読んでた
友達と話してた。携帯いじってた。何でもいいです
恐いと思わない瞬間があるのです。
そこに、意識を向けることです。
「あー今、こわいと思わなかった」と確認することです。
そして、あなたは、恐いと思わない時が沢山増えて
自分のやりたいことが、どんどんできるとしたら、何がしたいのですか?
何の制約もなかったら、何がしたい。どうなっていたい。
そんな思いを描いてみてください。
体の感覚すべてを使って。思い描いて、感じてください。
それで、
あなたは少しも弱くなく情けないことはなく
やりたい、やれる、を意識していける人です。
そういうふうに、今からでも生きることが出来るでしょう。
意識の方向、思い描くこと、そこを変えていけることが肝心です。
参考までに
お読みいただきありがとうございました。
一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。
現状では難しいこと!!と思うのを、難しくなくできるようになるんだ、と思ってください。
確かに、お父様がお亡くなりになられて、精神的に辛い時だと思います。
そんな時でも、出口がある!やがて笑顔がやってくる!と思い続けてください。
お父さんもそんなあなたの未来を期待してるのではないかと思います。
少しづつでもいいので、意識してみてくださいね。m(__)m
質問者からのお礼
本松寺 釋 孝修 様。
お忙しい中ご回答をいただきありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありません。
釋様のご回答を何度も何度も読み返させていただいておりました。
意識を向ける方向を変えること。ですね。
私の現状では難しい事かもしれませんが、少しでもその方向に向かえるように意識してみます。
そして何がしたいのかを思い描くこと。
このようなことはもうずいぶんとして居ない気がします。
これも意識してその様なことがでる様にしてみたいと思います。
ご回答本当にありがとうございました。