身内にあげたお守りに酷いことをしました。
身内が入院中、鳩の形のストラップを二つ購入し、ひとつを身内に渡し、もうひとつを自分で持っていました。
購入後に気づいたのですが、ストラップの包装に、鳩は乳飲み子のお守りと書いてあり、手渡す時には乳飲み子でもないのにごめんね。と笑い話をしていました。
その後、無事に身内は退院し、つかの間の平和な日々を送っていたのですが…
その後、家族間のトラブルがあり、もともと難しい性格の身内から、こちらに書けませんが余りに酷い言葉を投げかけられ、縁を切りたいと思ってしまった私はストラップを出してと言い、身内が怒りまかせに出したストラップを目の前でハサミで切ってしまいました。
ストラップの紐ではなく、鳩を真っ二つ。
選ぶ時には、これを見て少しでも和んで欲しいなと思って手にした鳩のストラップ。偶然ですが身内が退院した日に見かけた、二羽の本物の鳩。
ストラップの鳩に似ているなあ、などとその時は呑気に思っていました。まさかその後、大切にしようと思ったものを自らの手で、酷いことをしてしまうとは思いませんでした。
身内に対して心を閉ざした感覚は、今すぐ変えられる気がしません。顔を見るのも今は無理です。しかし、鳩のストラップ、それもお守りと書かれていたものを粗末にし、胸が痛んでいます。
私は動物の形をしたぬいぐるみなどが捨てられないため、普段は買わないようにしています。それにも関わらず、可愛い鳩の形のストラップをハサミで切るなんて、最低の行いをしたと思っています。
身内は切られたストラップを私の顔めがけて投げつけてきたので、その後、おそらく捨ててしまったかと思います。たとえストラップだとしても、鳩の形をしたものなので、謝りたかった。身内にではなく、ストラップに対してです。
今、私の手元にはもうひとつの鳩のストラップが残されています。このまま持っているというわけにもいきませんし、どうすればいいのか。
また、切られて捨てられてしまったお守りのストラップに対して、私はどのように謝れば良いのか…。悲しい気持ちになり、涙が出ます。
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人工物ですお気になさらず
鳩の形のお守りですか。
あくまで人工物であり、本物の鳩ではありません。
あまり気にする必要はありませんよ。
執着は、悩み苦しみストレスの原因になります。
執着の魔術・まじないを解きましょう。
仏像やお墓や位牌なども、それらに魂が宿っているわけではありません。
仏様や亡くなった方などを思い出し、まるで目の前にいらっしゃるかのように拝む、そのための道具なのです。
お坊さんは、それらに魂を入れる、魂をぬくという作法(儀式)をしますが、そのような作法は、「執着のオン・オフ」のためだと思います。
執着を手放し、ただの物体だと認識を切り替えましょう。
なお、怒りの煩悩やプライドの煩悩はストレスの原因になります。
どんな喧嘩かわかりませんが、喧嘩したことに体する執着も手放し、小さな子供みたいに、さっき喧嘩した相手とでもすぐに笑って遊べるような、柔軟で軽やかな心を目指しましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。夜になると、なかなか寝つけないほど悲しい気持ちになっていましたが、心が楽になりました。
相手に対して、悲しい・傷ついた・許しがたいと思ってしまう執着も手放せるよう、子供のような、柔軟で軽やかな心を目指したいです。
たいせつなことを教えていただきました。ありがとうございます。