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祖父の死

回答数回答 3
有り難し有り難し 66

六日前に祖父が亡くなりました。

葬儀は昨日全て終わったのですが、未だに亡くなったことが信じられません。
またひょっこりと祖父が出てくるんじゃないかと期待してしまう自分がいます。

突然亡くなり、私たち家族と別れの言葉もないまま祖父はどんな気持ちだったんだろう、、と色々考えると涙が止まりません。

最後は寝たきりだったので、三途の川をちゃんと渡れるのかなど、心配でたまりません。

夢でもいいからまた祖父に会いたいし、祖父の声とか思い出がどんどん薄れていくのが怖いです。

祖父の死とどう向き合っていけばよいのか教えて頂きたいです。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

おじいちゃんは、死んでるけど元気だ!!

”祖父はどんな気持ちだったんだろう”
”三途の川をちゃんと渡れるのかなど、心配で”
まあ、なんとお優しいお孫さん。。。
でも、大丈夫!!
孫からこんなに愛されてきたおじいちゃんだ。晩年の肉体はガタガタだったかもしれないけど、おじいちゃん自身が一生かけて積み上げてきた【功徳】のおかげで、ちゃんと仏様のご加護を受けておられるはずだから、余計な心配はご無用だ!!

”祖父の声とか思い出がどんどん薄れていくのが怖い”
そうだね。おじいちゃんの声も思い出も体温も、記憶からだんだん消えていってしまうだろう。しかし、あなたがきちんと地に足をつけた生活を送り、つつがない日々を暮らしていく事こそが、おじいちゃんへの何よりの供養になるんだよ。無論、思い出も記憶も大事に大事に温めてほしい。でも、それがあなたの日常生活に足止めを食わせる原因になってしまったとしたら、誰よりも責任を感じてしまうのは、他ならぬおじいちゃんなんだ。先立つ者の願いは、残してきた者たちの幸せだ。くれぐれも、おじいちゃんを悲しませないように。今までのようなおじいちゃんに頼る日々は終わり、いよいよおじいちゃんの願いに答えていく日々がはじまったんだ。

さあ、涙を拭って元気を出して今日も一日がんばろう。

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不生不滅

まずは、お悔やみ申し上げます。

寂しいですね。
会えるならもう一度会いたいですね。
声だけでも聞きたいですね。

今、どうしているか、知りたくなりますね。

お祖父様は亡くなられました。
なぜ亡くなられたのでしょうか。

それは、お祖父様が生きておられたからです。

「何を当たり前のことを」と思わないで下さい。

人間にとって”死”は重要な問題です。
私はいずれ死にますし、あなたもいずれ死にます。
生きている限り”死”は切り離せません。

生があるから死があり、死を無くそうとすれば、そこに生は存在しません。
お祖父さんは、人生を生きてこられたからこそ、死を迎えられたのです。

人生は、修行です。
ならば、死ぬことは、人生最後の大きな修行です。

お祖父さまは、それを成し遂げられました。
大切な家族を置いていくことになりますが、それは皆同じ事です。

今は人生すべての修行を終え、仏さまに助けられながら、仏さまの国へと向かっておられることでしょう。
それは寂しいことですが、ご本人にとっては、時が満ちて向かうべき所に向かっておられるのです。

あなたはこの先、お祖父さまの死を徐々に受け容れていくことになります。
でもそれは、悲しいことではありません。
あなたの中で生きておられます。

お祖父さまを思い起こすのです。
あなたの心の中で、声やしぐさが若干異なるかも知れません。
しかし、そのお姿はまぎれもなく、お祖父さまですよ。

33年前に他界した、私の祖父も、たまに笑って私を見守ってくれています。
仏の国へ行ってしまいましたが、残された家族の事は気にかけてくれています。

当時小学6年だった私は、45歳になりましたが、いつまでも変わらず生前の笑顔のまま、見守ってくれています。

あなたのお祖父さまも、同じです。
もう話すこと、触れることは叶いませんが、いつまでも優しく見守っていただくこととなります。

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おきもち

時宗の寺院で住職をしています。 今の時代、お寺の在り方とは、僧侶とはいっ...
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これからもずっとお祖父様は守って下さいます

拝読させて頂きました。
大切な方がお亡くなりになりその死を信じることができない、受け入れることができない、あなただけではなく誰しもがそうですよ。
ふっと何事もなかったように現われてきそうな感じがするのは自然なことです。大切な方は生きていらしたのですから。
なかなか受け入れることができなくてもいいのです。
あなたのそのお気持ちをお祖父様は受け止めて下さいます。そしていついかなる時でもこれからもずっとあなたや皆さんを見守っていて下さいますからね。
さみしくなったら悲しくなったらそのままのお気持ちをお祖父様に手を合わせてお伝えなさって下さい、お祖父様はあなたを優しく包んで支えて下さいます。
死は人のご縁を切るものではありません。
あなたとお祖父様はこれからもご縁が深まっていくのですからね。
お祖父様はあなたやご家族の皆さん達と幸せに生き抜いて天寿を全うなさったのです。お祖父様はあなたやご家族皆さんと出会えて幸せに生きて喜びを感じたことでしょう。

私もお祖父様を真心込めてお念仏おとなえさせて頂きご供養させて頂きますね。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

あなたがこれからもずっとお祖父様に見守られながら皆さんと幸せに心豊かに生きていかれますようにと心より仏様やあなたのご先祖様や何よりお祖父様にお祈りさせて頂きます。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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