父が孤独死しました。親不孝だと思っています。
先日、父(5年前に母と離婚)が亡くなったと連絡を受けました。
私は離婚前から、母に苦労をかけていた父をあまりよく思っておらず、また思春期でもあったためあまり会話はしていませんでした。
また、離婚後は一度も連絡をとっていませんでした。
そんな父が孤独死しました。誰にも見つからず10日以上が経った状態で部屋に倒れていたそうです。
心不全とのことなので、はっきりした原因はわかりません。
3日がお別れの日ですが、10日以上倒れたままだったので、顔や身体はあまり綺麗な状態に戻らないそうです。
私には兄がおります。兄には父と連絡するように言っていました。
兄と父は離婚後数回会い、最近は連絡をとっていなかったと思います。
ずぼらな二人の縁が切れぬよう日にちを設定してあげようと考えてもいましたが、いつのまにかそんなことも忘れて過ごしていたところに届いた訃報でした。
ずっと話さず、離れて暮らして長いのもあってか、父の死自体は案外受け入れられてはいます。
ただ、父は人生の終盤、孤独に埋もれて亡くなったのではないか。私がもっと大人になって連絡を取り合っていたらもっと生きられたのではないかと思いを巡らせています。
実子がいるのに孤独死…仲良しとは言えない関係ではあったけれどもあまりにも親不孝なことをしてしまったと、なんとも言い表せない気持ちになります。
それも結果論であると冷静な部分もあるのですが、やはり私はあまりにも冷たすぎ、人ひとりを苦しめ、悲しすぎる最期を迎えるようにしてしまったのだろうと思います。
私は父にどうしてあげたら良いのでしょうか。
どうしたら父は孤独だったと自分の人生を悲しいものだと思わず、清々しい気持ちでこれから過ごせるでしょうか。
父に多少恨まれていても良いですが、自分の人生に誇りを持って過ごしてほしいです。
まとまらない文章で申し訳ありません。お返事いただき導いていただけたら幸いです。
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親不孝ではありません。これから親孝行してください。
お父様の孤独死は、とてもお辛いことですね。まずはご冥福をお祈り申し上げます。
今、現実を見つめ直した時、後悔と慚愧の想いが巡ってくることは否めません。もし、私が同じ立場であってもそのように思うでしょう。
両親が離婚されたのは、それぞれの理由があったのでしょうから、それは仕方ないことで、どうすることもできません。
ただ、親子の縁は切れることはありません。少なくとも、ひつじさんが亡くなるまで、いやお子さんがおられるなら、その孫までと永遠につながります。そのように考えると親子の縁はとても深いものだと改めて思わざるを得ません。
過去の事については、どうすることもできませんから、これから先にのことを考えていきましょう。
やはり、一番は、寂しかったであろうお父様のことを思い、出来る範囲でいいでしょうからご供養をしてください。決してお父様からすれば、ひつじさんのこと恨んだりはしません。むしろ謝っているのかもしれません。ですから、ひつじさんもお父様のことを許し、心の中で優しく接して頂ければと思います。それは、どんな時にでも、ふっと思い出した時に、そうしてあげればいいのです。そのことで、ひつじさんとお父様の関係はスムーズになり、不安がなくなるでしょう。今からでもはじめことはできますので、是非、想いを掛けてあげてください。それがお父様に対する親孝行です。