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特定の相手への執着心・嫉妬心

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

初めての質問です。
あまりにも先が見えず、その場をぐるぐるしてしまっているので、質問させていただくことにしました。

恋愛についてなのですが、

『意中の相手が幸せでいてくれさえすればいい、それに協力できるなら、こちらを向いていなくても構わない』という気持ちと

『こちらを向いて私の思う幸せを一緒に感じて欲しい、近くにいて必要とされたい』という自己中心的な気持ち

その狭間で日々苦しさを感じています。

どちらの気持ちにも嘘はないと思いますが、
後者の比重がより重く、執着心・嫉妬心に潰れてしまいそうになります。

前者の気持ちが大きくなるよう、
前向きに執着心・嫉妬心を抑える、なくす、捨てるには、どういう心持ちでいればいいのでしょうか。

それともこの苦しさを持ちながら冷静でいられるようになることに意味があるのでしょうか。

ぜひ一匙のアドバイスを下さい。
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご縁に恵まれて感謝なさって

拝読させて頂きました。
好きな方が自分に振り向いてほしい、自分を好きになってもらいたい、心を通わせて付き合いたい、一緒に幸せになりたいと思うのは必然かと思います。

好きな方と一生を添い遂げたいとも思いますからね。

とはいえ人は全てあなたの思うようにはなりませんし、人の感情をコントロールすることはできません。全てのものは自分の思い通りにはならない、ということです。

そのことを知ることが大切かと思います。

不思議なご縁に恵まれて私達は沢山の素晴らしい出会いがあり様々なできごとを通して様々な方々とつながって生きています。

素晴らしい方と巡り会えたことを心から感謝しながら、人を尊重して自分のことも尊重し、相手のことを理解しようとこころみて人をおもいやりながら信頼関係を深めていければ自ずと怒りや恨みや妬みや憎しみや執着からも離れていくのではないでしょうか。

あなたが素晴らしいご縁に恵まれて健やかに成長し、皆さんと深いご縁を結びながら共に幸せに生き抜いていかれます様心よりお祈りさせて頂きます。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

温かいお言葉、ありがとうございます。

感謝感謝、また感謝ですね。

確かに、この先どうなるのか…なんて
いくら考えても答えは出ませんが、

出逢えたこと・一緒に過ごした時間・
数々の新しい経験はこれからも
私の中で生き続け、人生の糧になると思います。

ご縁やお相手への感謝を忘れず、
人の目に映る自分が少しでも素敵で
いられるよう、笑顔でいられるよう、
いただいた言葉を胸に頑張ります。

投稿を見てくださっている方がいる、
それだけでも、ぐるぐるから一歩
抜け出せたように思います。

素敵なお言葉、ありがとうございます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ