感謝するということが難しいです。
感謝することが大切だと頭だけで分かっているつもりで本当に心の底から感謝するということがなかなか出来ていません。
日常の嫌な事にすら蓋をして我慢しながら物事に感謝するって不自然ですよね。
マイナス感情はため込まず吐き出して良いんですよね?
愚痴を吐くと良くないと聞きますが吐き出さないほうが心身に悪影響な気がします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
感謝する練習をしてみませんか。
心の底から感謝できなくても
「ありがとう」は言えますよね。
感謝すべき時は分かるようですから
気持ちが伴わなくても構わないから
その時に「ありがとう」を言いましょう。
もちろん日常の嫌な事にまで感謝する必要は無いですよ。
マイナス感情はため込まず吐き出して良いんです。
愚痴を吐き出すことで心身のバランスを図ることもあります。
愚痴れる相手が見当たらないなら
どうぞこのhasunohaでぶちまけてください。
「あたりまえ」と「ありがたい」
わたなべ様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
なかなか普段は「あたりまえ」と思ってしまっていることが続くと、どうしても感謝することを忘れてしまうところがございます。
しかし、仏教では、「諸行無常」として、当たり前であるものも、やがては、因縁(原因と条件)次第にて変化してゆくものであり、当たり前であってほしいとしても、儚くにも移ろってしまうところとなります。
この世では、「あたりまえ」のことなど実はなく、私たちが望むようには有るのが難しいとして、「有り難い」なのであります。
ひとたび、天災が起きれば、ひとたび、戦争が起きれば、ひとたび、飢饉が来れば、ひとたび、疫病が流行れば、どうなってしまうのか・・
身近における「有り難い」ありようを一つ一つ考えてみるのも。
そういえば、龍谷大学の学生たちが、愚痴を聞いて集める「グチコレクション」、略して「グチコレ」という面白い活動をしているのを聞いたことがあります。
愚痴は、心の本音でもあるため、その本音を引き出すと共に、自分の心と向き合うものとして活かして参りたいものであります。
hasunohaもご活用下さいませ。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
マイナス感情は吐き出して良いと言われほっとしました。
何でもプラスに捉えなければと脅迫的になっていました。