すぐに死にたくなります
最近、口癖のように死にたいと言ってしまいます。死んでも楽になれないとよく言われるけど、それは他人だから言えることなのだろうと感じます。死にたいなら死ねばと言われたこともありますが、その言葉を受け止めることができませんでした。自分勝手ですが、心のどこかで助けて欲しいという思いを持っていました。何も上手くいかず、生きていても無駄ではないのかと感じます。
自分が死んでもなにも変わらないとは思いますが、こんなに現実で苦しい思いをするくらいならいっそのこと死んであの世で苦しい思いをした方がいいと感じます。生きる意味とは何なのでしょうか。よく、宗教関係の方が私達は生かされていると仰られますが、何故こんな私が生かされているのかわかりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
過程・経過を見ようよ。
こんにちは。学校の試験とか典型的ですけれど、「すぐ答えろ。結論を言え」と求められることって、結構多いですよね。あと、スマホにしてもパソコンにしても通信回線にしても、「早いことは、いいことだ」っていう価値観、かなり蔓延していると思うんです。
でも自分にとって、とか人間にとって、大切にしなければならないのは、速さではなくて、その過程じゃないでしょうか。それをスッ飛ばして結論しか頭に浮かばない…のは、「自分で考えていない」という事かもしれませんよ。
確かに「過程を考える」というのはシンドイ事ではあります。考える対象も増えるし、「正しいか」の確信も持ちにくい。けれど、「自分なりの答え」を出すには、現状から一歩づづ辿っていくよりないのです。
だからね、「死にたい」という思いがフワーって浮き上がってきたら、「どうしてだろう?何を解決したいんだろう?」を何回か掘っていくことをオススメします。
「いまいる結論」→「何で私、今そう思っているんだ?」「ああ、昨日友達にアレ言われたからだ」→「何でそう言われたんだ?」「ああ、私が連絡しそこねたからだ」→「何でしなかったんだ?」「うっかりしてたからだ」…この辺まで来ると、「具体的対策」が想像つきますよね。「予定が決まったら、スマホのカレンダーにすぐ入力しよう」とかね。
こういった「何が連鎖して、今に至ってるの?」を掘っていくことで、具体的な改善策を見つける癖をつけてみませんか?「死にたい」の先ではなく、それに至る自分の心の動きを思い出してみましょう、というお勧めです。これは仏教の「因縁」という教えです。
死にたいのは「うつ」の可能性も
自殺願望が続く場合は「うつ」の可能性があります。
一度、医療機関に相談してみてください。
悪化する前に、早期発見が大切です。
輪廻転生を前提に考えた場合、すべての執着や未練がなくなれば、輪廻転生から解脱できます。
裏を返せば、今、生きているのは、前世で死んだときにあなた自身が「もっとやりたいことがある」「死にたくない」「消えたくない」などの執着、不満を残して死んだからです。
仮に今回自殺したとしても、死ぬときに、あなたが完全に満足していなければ、また輪廻転生してしまう。
しかも、次は人間になれるかもわからない。
人間である今のうちに、仏教を学んでみてください。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
確かに私は結論しか考えていませんでした。
何故だろうということを考えずに辛いからとにかく死にたいと言っていました。
自分の心と上手く向き合えるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。