hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

31歳で婚約破棄、今後どう生きればいいか

回答数回答 1
有り難し有り難し 9

昨年夏より同棲中の3歳歳下の婚約者に婚約破棄され、これからどう生きていけばいいのか分かりません。
プロフィールにも記載していますが、
私の実家は父が重度の視覚障害者であり、私が幼い頃から収入も不安定で貧しい家庭です。両親も間も無く定年を迎え、ひとりっ子である私の力で老後を支えられるかとても不安の為、まずは経済的な基盤を整えたいと考え結婚を前提に同棲していました。
しかし、今年2月、彼から「子供を二人産めないなら結婚するつもりはない」と一方的に押し切られ、悩んだ挙句別れを選択しました。現在は引越しに向けて準備をしています。
私は今派遣社員で経済的にも不安な身です。頼る人がおらず一人になってしまい今後どう生きていけばいいのか路頭に迷っています。助けてください


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

前向きに受け止めて生きてください。

jadさん、こんにちは。

彼氏と別れてしまったのですね。少し断る理由がわかりませんがあなたが二人を拒否したということでしょか?

 別れは辛いことですが、価値観が合わないのであれば、別れて正解だと思うべきです。どうせ結婚しても上手くいきません。31歳といってもまだまだ大丈夫です。あなたを受け入れてくれる人を探しましょう。その時に結婚前からの長期の同棲は余りお勧めできません。男は性欲を満たされると結婚願望も小さくなります。婚約結納や婚姻届をした後、きちんと結婚が決まってから、同棲をした方がいいです。

 さて、家の介護が大変で、jadさんの親思い、親孝行の姿に感動します。そして、あなた自身の収入を含めて不安であることを理解します。つらいことですが嘆いても始まらないので前向きに進みましょう。両親のためにもあなたが頑張らなければなりませんが、辛くなったらこうやって相談したり、休むことも大切です。介護も福祉支援が可能であれば上手く受けることが大切です。まだまだ生活改善が可能かも知れません。

ハスノハで相談したことで、もうあなたは一人ではありません。いつでもご相談ください。応援します。合掌

※再回答

 そうですか。苦労をされたご両親ですが、素晴らしい娘さんをもたれたのですね。お父さんはあなたのことを一番愛しているのではないですか?。もし自分たちがお荷物で結婚できないのであれば、どれだけ寂しがることでしょう。親を大切にすることは素晴らしいことですし、それを彼氏に結婚条件として求めることは理解できますが、彼はあなたの両親の生活費の為だけの存在ではありません。 両親を大切にしても夫をないがしろにする考えであれば、彼はあなたと結婚したいとは思わないのは当然でしょう。両親をお世話する愛と同じくらい、夫とそして生まれてくるかもしれない子供に愛情を注ぐことが、一番の親孝行のはずなのです。
 
 動物としての人の最大の幸せは子孫を残すということです。父に孫を抱かせてあげることも最大の父親孝行でもあります。孫の世話をする祖父母は、長生き・元気になるという研究データもあるそうです。動物の本能として子孫を残すという役割は心身を活性化させるそうです。
そういう両親の幸せのための意味ととらえて、jadさんも両親と同じぐらい夫を愛することを前提にして、婚活をされることをお勧めします。

{{count}}
有り難し
おきもち

★僧伽(お友達)になりましょう。一緒に仏教を楽しみましょう★ Email...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

あたたかいお言葉有難うございます。

私は、私自身が子孫を残す事よりも、
年老いた両親の今後の人生を楽にさせてあげることが娘として果たすべき自分の使命だと強く感じています。
こう考えるのは、父が視覚障害者となってしまった生い立ちが壮絶なものだからです。父は、生まれて直ぐに祖母が危篤状態となった為に遠縁の養子に預けられたのですが、そこで十分な栄養を与えられずに栄養失調から殆ど視力を失ってしまいました。
健康体で生まれたにも関わらず、家庭の事情で障害を抱える事になり、以降様々な苦労を強いられている父を幼い頃から見てきました。
そんな父のこれからの人生を、労い、救い、幸せにする事が私の使命だと考えています。
父のことを考えると涙が出ます。

また、私自身が子供の頃から母から心無い言葉(お前なんて産まなきゃ良かった、など)を掛けられ育った為、子供を持つことに対して良い感情を持てていません。
母自身も流産を経験しており、私も遺伝的に妊娠し難い体質である事、変形性腰椎症の持病もあり妊娠による状態の悪化を考えると産後も健康体で子育てに臨む根拠に欠ける為、彼の期待に応えられないと判断しました。

私は経済的な基盤を一番に婚約者に求めていました。お互いに求めるものが大きく異なり、彼は私の両親に対する強い思いを受け止めきれなかったのだと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ