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楽に生きたい。

回答数回答 2
有り難し有り難し 11

10代の頃に家族を亡くして、それから10年、1人で生きてきました。
もう楽をして生きたいです。

自分で言うのもなんですが、生い立ちも環境も過酷だった割には道をそれずに真っ直ぐ生きてきたと思います。
でもこの先何十年も頑張らないとダメなのかと思うと、嫌で嫌で泣けてきます。

疲れたからちょっと休憩、と頼れる人もおらず、どうしたら楽になるのか分からなくて、ただもがく日々です。

漠然と死ぬことを考えたこともありますが、家族を自殺で亡くしているのでそれだけは嫌で。
死にたいというより、生きていたくない、という感覚です。
生きることがしんどいです。
どうしたら楽に生きられますか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ゆっくりと羽を休めてくださいね

拝読させて頂きました。
あなたが今までたくさんの辛いことがある中でも一生懸命に生き抜いていらしたことを読ませて頂きました。
詳細は分かりかねますけれどもあなたがそのように生きていらしたことは本当に尊いことかと思います。
そして今あなたは生きていくことに疲れてしまっておられるのですね。

生きていくことに疲れてしんどいなと思うことは誰しもがあると思います。
そのような時にはできればゆっくりと羽を休めるところを見つけてみてしばらくの間ゆっくりとこころも体も休めて頂き癒してみてくださいね。
例えばですけれども信仰を持ち安心できる場所を持つことも一つの方法かと思います。
もしもあなたに菩提寺があれば菩提寺にお参りなさりご先祖様方のお墓参りなさり、菩提寺にてひとときゆっくりとお過ごしなさってみてもいいかと思います。
或いはお寺にお参りなさり、ゆっくりと仏様にお向き合いなさってみたり、法話を聞いてみたり、写経なさってみたり、じっくりと座禅を組んでみたり、ひたすら念仏をおとなえなさってみたり、宿坊に泊まりひとときを過ごしてみたりすることも一つの方法です。そこであたたかなお茶を召し上がってみるのもいいかと思います。
日本各地には様々な神社や仏閣がありますし、キリスト教の教会もあります。

もしあなたが少しご興味のあるところがあればためしに伺ってみてもいいと思います。一つ一つ巡り合わせですからあまり気にせずに気軽に行ってみてもいいかと思いますよ。きっとあなたにあった素晴らしい出会いが必ず見つかりますからね。

どうかゆっくりと羽を休めて、こころも体もゆっくりと休めてくださいね。

あなたに素晴らしい出会いが恵まれてこころも体も癒されて安心なさりお健やかに毎日を生きていかれますようにとこころよりお祈りさせて頂きますね。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

仏教は「で・あ・い」の精神。

いいんですよ。楽して。
でも「楽に、楽に」と考えていくと、余計肩に力が入ってしまうのでしょう。マジメな方なのだと思います。
仏教学者のひろさちや先生の言葉に「仏教はで・あ・い」の精神だというのがあります。
「でたらめ・あきらめ・いいかげん」の略です。
これだけ聞いていると、マジメをやめて、ちゃらんぽらんに過ごさなければいけないのか、と怒ってしまうかもしれませんが、本来の意味をお伝えします。

「でたらめ」は、出た目に従うこと。自然の流れに身をまかせ、逆らわない。
「あきらめ」は、自身を明らかにすること。自分と向き合い、何が幸せかを見極める。
「いいかげん」は好い加減。偏らず、公平な考えで過ごしていく。

ということです。まっすぐに頑張っていくのも悪いことではありませんが、自分がつぶれてしまっては仕方がありません。
休憩するときに仲間がいなければ、とりあえずひとりで立ち止まり、好きなことを探してみてください。
きっと、そうしているうちに、自分に魅力がそなわり、仲間も増えてくると思います。
好きなことをして、輝いている人のまわりに、人は集まるものだからです。

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有り難し
おきもち

浄土宗の佐山と申します。 浄土宗教師の資格を得たあと、10年間のサラリーマン生活ののちに、この羅漢寺にお世話になり、2014年に住職として晋山いたしました。 現在は、「ここより」というサイトの編集長を務めています。 まだまだ悩める道の途中ですが、少しでも皆さまの力となれるよう、がんばります。

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