仕事のモチベーション
役所の嘱託職員として去年の8月から働いています。職種は事務で総務に居ます。
これまでの人生の失敗と反省から、最初はまず3ヶ月勤めるのを目標にしました。
その後は次年度の契約更新と就職活動のために実績を作ることを目標に、頑張ってきました。
どちらもある程度達成され、いまは特に給料以外目的がない状態です。
そうなると、モチベーションの保ち方がわからず、何をするにも「めんどくさい」が先に立ってしまいます。これまで我慢していた不満もあり愚痴っぽくもなってしまいます。
感謝の気持ちを忘れてはいけないという話はわかるのですが...。これまで同じ集団に一年以上居たことがなく転々としてきたので、気の持ち方がよくわからないです。
長期的にはちゃんとした正職員の職に就きたく就職活動をしていますが、今の仕事も張りをもってやらないと、自信がなくなって就活にも差し支える気がします。
何か良い保ち方はないでしょうか。
アドバイスいただければ幸いです。
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「ある程度」は道半ばなだけ。
こんにちは。昔話にありますよね。「木登りの達人に秘訣を聞いたら、“後ちょっと”、に至ったら、道半分と思うべしと答えた」というのが。
なんども経験している達人でさえそうなのですから、あなたが未だ達成していないことに対して「ある程度達成した」と自分を甘やかしているのは心配です。山登りだって「上に行くほどキツくなる」、ゴールが近いほど難易度が上がるのですよ。
「めんどくさい」という言葉が浮かんできたら、「あー自分を甘やかしてるな」と思って、ヒヤリハットのカウントをあげましょう(実際に日記などでカウントしてみるといいです)。
「給料のために働く」「〇〇のために正規就職をする」は、当面のニンジンとしては構いませんが、今働いていること、今すでに得ているものを味わうことも、忘れちゃいけませんよ。人参は追いかけるものじゃなく、食べてこそ栄養になるのですから。
追記です。
松の葉さん、就職合格おめでとうございます!この質問へ改めてコメントをいただけるのは、回答した側としても、とても嬉しいことです。
昔から言われている格言というのは、案外に正鵠を射ていることがあります。そして、昔から言われているということは、「自分だけじゃない」ということでもあります。これから生活環境も変わると思います。どうか一日一日を大切にお過ごし下さい。
質問者からのお礼
佐藤様
ご回答ありがとうございます。
お礼が遅くなってしまいすみません。
ある程度は道半ば〜というお話は正直まだピンと来ないのですが、まずは、自分を甘やかさないように〜という、すぐにできることを意識してやっていこうと思います。
夢見がちで先ばかり見る癖があり(その割には計画性が無いのですが)、短い文章の中でも見抜かれるくらい、先走っている様子がわかりやすく出てるのだなと気付きました。
焦る気持ちは抑えて、手持ちのニンジンも齧りつつ先の事を考えるようにします。
佐藤さま
昨年5月に、質問にご回答いただき、ありがとうございました。
(正規就職が目標だが、仕事のモチベーションが云々〜という質問をさせていただきました)
おかげさまで現職場の正規採用公募に受かり、来年度から正職員として働けることになりました。(一年目は試用期間ですが)
今見返すと、一生モノのコメントをいただいたな、と感じます。(特にニンジンのくだり...)。状況が変わっても、今後も折に触れて、見返したいと思います。
ご覧になるかわかりませんが、ご報告まで。ありがとうございました。
お忙しい中、お返事ありがとうございました。
また次の目標を見つけて、頑張りたいと思います。
先日ペットの犬を亡くし、普段からもっと優しくちゃんと接しておけばよかった...という後悔がありました。
なので、一日一日を大事に(手持ちの人参を味わいながら)というアドバイスが、より実感をもって沁みているろころです。
あらためまして、ありがとうございました!
(お忙しいところと思いますので、こちら、ご返信はいただかなくても大丈夫です。)