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夜になると不安になります

現在母(70歳)と二人暮らしです。
私は会社員、母もパートはしていますが、
経済的に余裕があるわけではなく、母が働けなくなったら?介護になったら?やっていけるのだろうか?と不安になります。

それ以上に、母を見送った後の事を考えると、寂しくて寂しくて。母はまだ元気なのでこんな事を考える必要はないと思うのですが。

また、独身で子どももいないので、自分が死ぬ時に、ちゃんと身仕舞いしていかなければ、と思うのですが、それも不安で。(今あるお墓の墓じまいや永代供養もお願いして、死んだら手続きして下さる方もお願いしなければ、そもそも施設に入れるのか、など色々考えてしまいます)

結婚していても相手が先に死んだら独りだし、
子どもが居ても面倒見てくれるとは限らないし、結局は独りなのだから同じだ、私が特別寂しいわけではないし、独りで亡くなっていく方はたくさんいるだろうし、と思うようにしているのですが…。

強くならなければ、きっと大丈夫、と思うように、自分に言い聞かせてはいるのですが、夜になると特に不安になってしまって泣いて眠れなくなってしまいます。

40半ばで、終活なんてまだ早いともいわれますが、どうしたらこの不安から脱け出せるのでしょうか?

老い・介護・看病・病気
有り難し 12
回答 1

質問投稿日: 2019年5月29日 5:06

回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。
回答僧

無憂庵

法源

同行二人を取り入れる。

拝読させていただきました。

不安は不安を作りだします。
かのお釈迦さまは
「過去は追うな。未来を願うな。今を考えなさい。」
と、言っています。
しかし、先のことを考えてしまう人間の本質です。

私たち僧侶は、身近に仏さまを感じ、仏さまといつも同体している気持ちを持っています。

タイトルでの同行二人では、四国八十八ヶ所巡礼でのお遍路さんが着ている「おいずる」の背中に記している文字には、同行二人と書いていることが多いです。

それは、お遍路を巡礼する上で、道に迷ったり、不安になったりする際に、弘法大師(空海)、善き道へとよりそいながら、共に生きてくれているということを表しています。

仏さまの教えや、仏さまと思うと、どこか遠くにいるのではないのか?と、考える方は多いですが、そうではなく、いつも近くにおられ、信心を起こせば、心の中に宿ってくれるのです。

弘法大師(空海)は
「それ 仏法 遥かにあらず
心中にして 即ち 近し」

と、お言葉がございます。

わたしたち、生きることは皆、苦しみと隣り合わせの人生であるとお釈迦さまはお説きになりました。(一切皆苦)
また、生きることは修行と捉えることも大切です。

仏さまとご縁をしっかり結ぶことを「結縁灌頂(けちえんかんじょう)」といい、多くの寺院で機に応じて行っています。

今、不安を取り除いていく一つの方法とし、同行二人を取り入れることで、安心を獲得してもらえることを。

仏教も一つの宗教であるのは確かですが、ハマってはいけません。大切なのは善き教えをいただき、生きる知恵をもらい、安心を人生に取り入れることです。

不安の中では良い思い出も作れないと思います。安心の中で、良き思い出を作り、心に幸せであった人生とするべく、ご祈念申し上げます。

合掌

南無大師遍照金剛

3ヶ月前

質問者からの有り難し - お礼

ご回答ありがとうございました。
通勤電車内で泣きそうになりました。

不安に取り込まれず、独りではないということ、自分の心の中に御仏の教えや
お慈悲を感じながら、前を向いて生きていこうと思いました。

同行二人、胸に刻みます。
ありがとうございます。

こうして、悩みを聞いて下さる場所を得られたことに感謝致します。

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