どういう心構えでいればいいのでしょうか
誰かを思って、一喜一憂したり
傷つけられたりするのに疲れました。
本当に気が合う人と今生送れたら、
とても幸せだと思います。
見つかるかどうかは分からないけど(笑)
何度でもぶつかっていく覚悟はあります。
その時、どういう心構えでいれば、
一喜一憂せずに済みますか。
どういう思想をすれば、
傷つけ合ったりしても
相手を、自分を許せる度量の大きい人になれますか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分と価値観が合う人を根気よく探す覚悟でしょうか
臨床心理学の河合隼雄先生(故人)は、親子関係にカウンセリングの技法を取り入れたらよいか、と問われた時に、親子関係にカウンセリングを持ち込むのはよくない。親子というのはもっとむき出しの関係です、等のことをおっしゃっていました。
親子と、たぶん生涯の伴侶となる異性なのでしょうが、そういう男性とは違うかもしれませんが、むき出しの感情をぶつけ合っても添い遂げられるお相手には共通点があると思います。
感情と感情のぶつかり合いを重ねても切れない、さらには深まっていく関係にあるのが,「お連れ合い」という異性になるのでしょう。
こう考えると、そんな人、簡単に見つかるわけがありません。ふつう、感情をぶつけ合うと絶縁してしまいますから。一時的には喧嘩になっても、また許し合えるみたいな人なんて砂漠の砂のなかからダイアモンドのひとかけらを見つけるようなつもりじゃないと探せないと思います。
終息いうと、あなたと価値感が合う方だと思います。私の知人の娘さんが、そんな人を探すために一生懸命になられ、最終的に自分で見つけられました。その娘さんがおっしゃっていたのが、価値観が合うひとでした。よいお考えだといまも思います。
私のところはどうかというと、お寺に対する考え方が違いすぎ、困ったなぁと思いつつ月日だけが流れています。正直なところ。でも、どんなに感情のぶつかり合いあっても、自然とおさまっていきますから、意外にも価値観が合っているのかもしれません。
後に一部加筆しました。
質問者からのお礼
藤岡様
砂漠の砂のなかにある
ダイアモンドと聞いて、
如何に難しいことであるか再認知し、
覚悟を持つことができました。
ふつう、感情をぶつけ合うと
絶縁してしまいますから。
これもまさにそのとおりですよね。
相手が離れていくことが怖くて
我慢をすることが多かったですが、
そうして手に入れたものは
早かれ遅かれ限界を迎えてしまうものです。
だから、いつでも
本当の自分でいようと思います。
お寺がどんなところか
私には想像も付きませんが、
藤岡さんもいい人出会えるといいですね。