私のミスで愛犬を死なせてしまいました。
16年間ずっと可愛がってきた愛犬を、私のミスで死なせてしまいました。
子どもがいない私にとっては、自分の命よりも大切な存在でした。
ある日、散歩の途中で急に具合が悪くなり
休日だったので救急病院に連れて行き処置してもらい、
その後かかりつけ医に入院したのですが、2日後に亡くなってしまいました。
散歩の前に犬の体に優しいという、ヒバ油の虫よけを作って体にスプレーしました。
後から気づいたのですが、既定の2~3倍位の濃度だったようです。
救急の先生は「虫よけが原因とは考えられない」とのことでしたが
かかりつけの先生は、前例はないけれど他に原因が見つからない以上、それとしか考えられないと。
自分が余計なことをしたせいでかわいい愛犬の命を奪ってしまったこと
しかも、2日間も苦しませてつらい思いをさせてしまったこと
申し訳なくて申し訳なくて、いくら悔やんでも悔やみきれません。
後悔と自己嫌悪でいっぱいです。
それまで元気だったのであと数年は一緒にいられたのではないかと
ついつい考えてしまいます。
寂しくて寂しくてたまりません。
出来る限り長く一緒にいたかったし、いつかは亡くなるとしても
老衰で苦しまず眠るよう安らかに逝ってほしいと願って
毎日一生懸命お世話していたのにこんなことになってしまい
自分に対しての失望が大きいです。
よく死んだあともその子の気配を感じると言いますが、一切なく
昨日見た夢も愛犬が他の犬に襲われていてとっさに愛犬をかばって噛まれる夢で・・・
お別れに来てくれたという感じではありませんでした。
ひどい目に遭わせた私のことを恨んでいると思います。
こんな目に遭わせて申し訳ないのと、自分の罪を直視するのが怖くて逃げてしまい、
入院中の面会時もあまり撫でてあげられず、それも後悔しています。
苦しい死に方をしたり、うらみがあったりすると、
成仏できず地縛霊になると言いますが、この子は大丈夫でしょうか?
私は、この子のために何をしたらよいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
これからもその子と
拝読させて頂きました。
あなたがご自分の命よりも大切になさっていらしたその子がお亡くなりになり、あなたは大変ショックを受けていらっしゃるでしょうし、落胆と深い悲しみと後悔の念にさいなまれていらっしゃることでしょう。あなたのお気持ち全てはわかりかねますけど、こころよりあなたのお気持ちをお察し申し上げます。
そしてその子が必ず仏様に導かれて一切の迷いや苦しみから救われますようにと切に仏様にお願いさせて頂き、その子を真心込めてご供養させて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その子は必ず速やかに仏様がお導きなさって下さいます、そして一切の迷いや苦しみからも救って下さいます。その子はこれから仏様のもとにて何の憂いもなくなり、心穏やかに安心なさいます。その子にご縁ある方々やあなたにご縁ある方々と仲良く心清らかになり、円満にご成仏なさります。
あなたへの恨みなど一切なく心から今までの感謝の気持ちをいっぱいにしてこれからあなたやご縁のあった方々をいつも優しく見守っていて下さいます。
私達の生命とは本当にはかないものです不思議な巡り合わせによってその生命は変わるものです。私達の計り知れないところです。その子はあなたにめぐり会い様々ものに恵まれて、あなたと一緒に幸せにその生命を生き抜いていかれたのです。あなたとのかけがえのない沢山の思い出や時間を一緒に過ごして共に愛し愛されて生き抜いていかれたのです。
そしてこれからもあなたに寄り添い見守り続けていくのです。
あなたの深い悲しみは尽きることはないでしょうけれども、どうか合間合間にその子を思い真心込めてご供養なさって下さい。そしてあなたのお気持ちをその子に心を込めてお話しなさって下さいね。その子はあなたのお気持ちを余すことなく全て受け入れて下さいます。そしてあなたを優しく慰めて励まして下さいます。
あなたとその子のご縁は永遠ですからね。あなたとその子はいついかなる時でもつながっています。どうか安心なさってこれからもその子と一緒に生きて下さいね。
いつの日かあなたの天寿を全うなさる時が来ます。その時には仏様にお救い下さいと真心込めて仏様にお願いなさって下さい。南無阿弥陀仏と真心込めておとなえ下さい。
必ずあなたを仏様は救い導いて下さいます、そしてその子はあなたを優しく包み込む迎えて下さいますからね。
質問者からのお礼
うちの子にお念仏を唱えていただきありがとうございました。
うまく自分の気持ちを文章に表現することが下手なので
何度も書き直していて・・・お返事が遅くなりすみません。
また、あまり仏教に精通していないため、失礼な表現や間違いがあったらすみません。
うちの子がきちんと成仏できると言っていただいて
本当に本当に安心いたしました。
これからもきちんと心を込めて供養していきたいと思います。
面会に行ったとき、ふらふらしながらも立ち上がり、
尻尾を振りながらこちらに来ようとしていたあのこの姿を思い出します。
とてもいい子だったので、恨むなんてことはないと思いつつ、
自分が許されてはいけない気がして、
そう思い込もうとしていたのかもしれません。
あの子にも失礼なことをしてしまいました。
お言葉をいただいてとても気持ちが楽になりました。
おっしゃるとおり、きちんと今の自分の気持ちを
言葉に出して話してみました。
言葉をかなり理解している子だったので
分かってくれたのではないかと思います。
相談させていただいてよかったです。
本当にありがとうございました。