5月に同僚(後輩)が突然亡くなられたと上司から発表されました。事故死とだけ知らされていたので、その時は真相はわかりませんでした。
葬儀も家族葬で参列は上司のみ。
最期のお別れも伝えられないまま、職場から消えました。
歳はだいぶ離れているけど、仕事面も私生活も同性の私を慕ってくれていて本当に可愛い後輩でした。
いつか、おうちごはんで女子会しようね!!なんて言って。
まさか、こんな形で永遠におうち女子会が出来なくなるなんて…
先日、職場の写真に笑って写った後輩を見て、同僚との会話。
なんでこんなに可愛い子が先に…
そのときに同僚から書き置きのメモがあり、飛び降り自殺だったことが知らされました。
うつ病で入院した過去がある私には上司が本当の理由を伏せているように思えました。
仕事しんどかったのかな。
支援区分の重い利用者さんの担当になり、負担だったのかなー。
あんなに慕ってくれてたのに、なんで時間とって話を聞いてあげられなかったのだろう、、。
もちろん、役職者ではない私が出来ることなんて限られているのもわかっていますし、私生活での悩みまではわかりません。
それでも、どうにか救う方法があったのではないかと自分を責めてしまいます。
また同じ組織の中で病んで、退職した人が何人もいて、自分も昨年初頭に病んで入院していました。カウンセラーには何人も病むなんて組織に問題があるのでは?と言われました。
仕事自体も好きだし、一緒に働く同僚も優しい人ばかりなのですが組織のあり方に疑問を感じてしまいます。
転職に有利になるように通信教育で資格の勉強を始めました。しかし教職なので少なくても1年はかかります。
どうにか同僚の自殺を乗り越え、自分の中で折り合いをつけ、前を向いて進んでいけるようにアドバイスをお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「うつ」による自殺は、ある意味病死みたいなものです。仕事が原因の病気。
野球のピッチャーの多くが、肘を故障します。
職業によって、痛めやすい部位というのはあり得ます。
プロの世界はやはり厳しいのです。
感情労働の場合、心を痛める人が多いでしょう。
つまり、「うつ」になりやすい仕事をして「うつ」になるのは、普通なのでは?そんな不幸なことなのか?
どうせ人間はいずれ病み、死ぬのです。
その仕事が好きなら、仕事のために心身を痛めることもある程度許容できます。
好きな仕事だから頑張りすぎてしまう。
ピッチャーがついつい投げ込みすぎてしまうのも、野球が好きだから。
職業病イコール不幸ではない、プロの世界では何らかの職業病は普通。
それでも続けたいくらいその仕事が好きなら、そんな好きな仕事にめぐり逢えたのはむしろ幸福かもしれません。
人生に良いとこ取りはないのかも。
好きな仕事でも、「うつ」になりたくないなら仕事をセーブしなくてはならない。
それはそれで、別の苦しみがあります。
どこでどんな生き方をしても、何らかの苦しみはある。
それもまた真理かもしれません。